1.集客の達人
開店から半年で月商100万円の和食器ネットショップ
・ネットショップならではの手軽さを生かし、小資金でスタート。関口さんの開店時の在庫は10万円ぶんだった
・ギフト、引き出物用に、オリジナルのうつわを提供。作家に依頼してつくってもらう
・不要になった新聞紙をシュレッダーにかけて緩衝材に。コスト削減とリサイクル
・おかずを盛りつけたうつわの写真を多く掲載し、実際に使用しているイメージを伝える
・ホームページでレシピを公開している主婦に無料で食器を提供し、提供元として日記で紹介してもらう
・購入者によるクチコミ効果を大事にする。購入者が自分のブログに樂rakuのうつわのことを書き、リンクをはってくれることもある
・ブログをカスタマイズしてネットショップをつくった
・ブログ作成サービスには、SEO対策がしやすい「のブログ」を選んだ
・個人サイトでも導入できるクレジットカード決済サービスを利用して、訪れた人が商品を購入しやすくした
・ビジネスエクスプレスを使って、ヤフーのカテゴリにサイトを登録申請した。ヤフーに登録された後は、アクセス数が大幅アップ
・オーバーチュアとグーグルのクリック課金型広告を使って集客した
・クリック課金型広告の設定を専門のコンサルティング会社に依頼して、さらに集客力を上げた
・ネットショップ運営のセミナーなどに積極的に参加して人脈を広げ、情報を集めた


2.売れるものを探す達人
リサイクルショップで仕入れて330万円の副収入
・ブックオフなどの古本チェーン店で購入したDVDやLDをネットオークションに出品すると、購入時よりも高く売れることがある
・リサイクルショップで投げ売りされているものが、倍から数倍の価格で落札されることもある
・オーディオ機器などの機械は、製品によって壊れた方に特徴があり、どこの部分が壊れやすいかがわかる。その部分を修理して出品すれば高値で売れる
・いい出物のあるリサイクルショップをおさえておく。近隣に商店街があるショップは、いい出物が多い
・出物を見つけたら、「オークション統計ページ(仮)」で落札相場を調べる
・自分で目利きできるもの、よく知っているものを選ぶことが大事
・3か月に一度、ヤフー・オークションを巡回して、何が売れているか調べておく
・大量に買えばものは安くなる。大量に買って小さく分けて出品する
・仕入れルートは問屋ではなく普通のネットショップでもいい。安い価格のショップを見つけることが大事
・検索エンジンから顧客を呼び込むという面では、ネットオークションよりもネットショップのほうが有利
・「ノークレームーノーリターン」にはせず、出品物の状態をきちんと書いておけば、落札価格は10~15 % 上がる。出品物に欠点があるなら、それもきちんと説明しておく
・クレームがきたら冷静に対応する。相手が怒っていても、こちらが話を聞いているうちに怒りはさめてくる
・返品には応じる。送料は相手もちで送り返してもらう

3.せどりの達人
独自のノウハウにもとづいた古本の転売で毎月30万円
・アマゾンのマーケットプレイスは、新品と同じページに古本の出品情報が出るので、買い手がつきやすい
・本を仕入れる時は、書き込みのない、新しくてきれいな本を選ぶ
・売れないと思う本が売れることもあるので、自分の主観をまじえずに選ぶ
・105円の本を仕入れることで、リスクを回避
・携帯電話からマーケットプレイスに出品されている中古本の価格が検索できるサイトにアクセスし、相場を調べてから買う
・文庫になったハードカバーの本は、かなり価格が下がっているので買わない
・ベストセラーになった本、著名な作家の本は競合が多いので買わない
・プロマーチャントに登録し、予約価格を調べてから仕入れる
・すでに複数出品されている本は、最安値で出品する
・アマゾンで在庫切れの本は、定価の数倍の価格で出品しても売れることがある
・梱包は雨天を想定して、ビニール袋に入れて丁寧に
・発送は、厚さ2センチまではメール便、それ以上の厚さの本は冊子小包で
・大量の在庫は、購入した日を記した段ボール箱で整理
・値札はドライヤーをあてて乾かすときれいにはがれる