ホオズキが食べれるって知ってる?食べ方や保存・栽培方法まとめ
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1.ホオズキに関する情報を提供中!ナス科ホオズキ属の多年草で、原産地は東南アジア、近縁種が南欧やアメリカ大陸など温帯に自生している。主に観賞用や食用として栽培されていますが、野生のものもあります。
食べられるのは、このオレンジの実です。
味はとっても甘く、野菜というよりは果物です。
輪切りにした時の見た目や味わいから、「ストロベリートマト」という別名があります。
他にも「ブドウトマト」、「チェリートマト」、「ケープグーズベリー」、「トロマチ」などの呼び名も。
このイチゴみたいなトマトの味わい方は、冷たくしてサラダに入れたり、生で食べるのが一般的です。
あとは、とても甘いのでジャムやジュースに混ぜても美味しいです。
ガクを取り除いた後に丸ごと冷凍庫に入れてしまって、シャーベットにするのもおすすめです。
ホオズキトマトにはβカロテン、葉酸などのビタミンB、ビタミンCやビタミンEに鉄分とかなりバランスよく栄養素が含まれています。
コレステロールを下げたり動脈硬化の予防、老化予防(アンチエイジング)などが期待できます。
2.ホオズキの栽培方法
ほぼトマト栽培と一緒
・5月以降に日当たりのよい場所に定植します。
・夏の直射日光が強く土が乾燥するような場所は株が弱るので適していません
(朝は日がよく当たり、お昼からは日陰になるような場所)
・支柱を立てて倒伏しないようにしてください。
・生育中は月に1回化成肥料を与え、追肥として月に2回程度液肥を施しますが、窒素肥料を控えてください。
食用ホオズキの一種です。がくが袋状に大きくなり、その中に果実を包み込みます。盛夏を過ぎる頃から、がくが褐色化しその中に球状の果実 が黄色く熟れ、さっぱりとした甘酸っぱい味覚を漂わせます。果実は主として生食として用いますが、砂糖漬けや酢漬けとしても賞味できます。実の大きさは約1~1.5cm位です。
まき時:3月~6月
発芽適温:20~30度
収穫:8月~9月
内容量:約30粒
日照:日当りを好む
発芽までの日数(目安):5?12日
種まき
小さ目のトレーに湿った培養土を入れ、種を等間隔にまいて薄く土をかぶせます。18度~25度で湿った状態を保ちながら発芽させます。発芽後苗が大きくなってきたら、5cm間隔に間引くか、小さいポットに移植します。
3.食用ホオズキの選ぶポイントと保存方法
ホオズキは繊細なため、保存方法が大切になります。ホオズキのガクが付いたままのものをホオズキは中の実の表面が傷みやすいのでガクを付けたままの物を選びます。特に湿気に弱く、濡れると傷みやすくなります。
早めに使う場合は冷蔵庫、しばらく保存する場合は冷凍庫に入れておきましょう。その際はキッチンペーパーなどでくるんでおくと鮮度が落ちにくいです。
◆食用ホオズキの食べ方
外側のガクを剥いて実をそのまま食べます。
食用ホオズキ/鬼灯/ホオズキホオズキのガクを広げると中にオレンジ色の実が入っています。その実を食べます。実の皮は全く気にならない位薄く、口の中いっぱいに甘酸っぱい味が広がります。
◆ガクを付けたまま皿に
このホオズキはガクを付けたままデザートや食用ホオズキ/鬼灯/ホオズキメイン料理の付け合わせに添えると、とても雰囲気があり綺麗です。
◆様々なスウィーツに
ピューレ状にしてゼリーやムース、アイスクリームなどにすると特徴を活かしたスウィーツが作れます。また、ジャムにしても美味しいです。
◆料理にも
デザートとしてだけでなく、サラダに散らしても美味しく、また肉料理などの付け合わせとしても相性が良いです。
◆食用ホオズキ/鬼灯/ホオズキ/フルーツホオズキ
ポイントは、加熱しすぎると繊細な香りが逃げてしまうので、短時間で火を通す事です。
4.◆食用ホオズキに含まれる主な有効成分と効用
脂肪肝予防に効果があるイノシトール
食用ホオズキには、ビタミンBの一種で抗脂肪肝ビタミンといわれるイノシトールが含まれています。このイノシトールは体内の脂肪が肝臓に蓄積しないようにコントロールする働きがあるとともに、コレステロール値を減らす働きがあるとされています。
◆食用ホオズキの旬は
食用ホオズキの収穫時期は7月頃から始まります。
各地で栽培が始まっていますが、おおむね収穫時期は夏の7月頃から始まり10月頃までがピークで、翌年の3月頃まで行われます。一方沖縄では3月頃から10月頃までが収穫時期となっています。ただ、ハウス栽培も行われ、市場には一年を通して出回るようになってきました。