相手の誘いや望みを避けたいときの言い訳まとめ集
contents
飲み会を妻(彼女)が嫌がる→顔の見える相手だと安心感が増す
また飲み会? そんな言われようで嫌がられることがある。回数の問題もあるだろうが、根底には「どんなメンツで会っているのか」「私よりもそっちの方が大切なのか」があることを忘れてはいけない。
浮気といった心配もあるだろうが、男同士だと説明しても、結局は自分たちの楽しみじゃないの、になってしまう。
面倒でも一度誘っておくことが必要。連れて行くことによって、相手は疎外感を減らし、疑いも無くなっていく。
むろん、女性が交じっているような場を選ぶ必要がある。男同士のそれでもいいのだが、女性ひとりで行くと浮いてしまうし、酔っ払った友人が、こいつもてるんですよ」と褒めているつもりの大攻撃をかます可能性もある。
女性が交じっているといっても、自分が少しでも気があったりする相手(浮気するではなく、一緒にいると楽しい相手)のいない集まりにしておく。
異性ではなく人間としての付き合い、を演出しておくとよい。もし妻や彼女が、その集まりを気に入ったのなら、また誘えばいい。
毎度する必要はないし、たまにでいい。
つまるところは、顔の見える相手と一緒にいると思うことで安心させるのだし、安心する。メンツが変わったとしても、それをいちいち報告する必要など無い。ただ、その日はどんな集まりかぐらいは言っておこう。堂々としていることこそが、対策としてもっとも有効なのだ。
約束を取り消したい→約束そのものではなく中身を変えたい、とする
簡単な約束というよりも、ある種契約に近いような約束の場合だ。個人間であっても、守ることが厳しく定められているような約束一争は注意しないといけない。
内容はいろいろあるだろう。金の貸し借りから、ものを譲る、人を紹介する、仕事を世話するなど、状況によっては絶対なる履行を要求される「約束」だってある。
結果、できなかった場合は契約違反なり約束を破られたとなってしまう。できれば、その前に取り消しておきたいものだ。
ところが、 一度約束してしまうと、その期限が来ていない段階でも、できないと伝えると「破った」になってしまう。そこが困るのである。
だから一度ご破算にするためには、相手の同意が必要になる。しかし、一方的に頼んでも難しい話になってしまう。だから、約束そのものを取り消すのではなく、その条件なり方法なりについて見直したいと伝える。
しかも、いまのままでやってしまうと、結果として(あくまでも結果として)破った形になりかねない状況であるとする、何としてもあなたとの約束は果たしたいと思っている、だからこそ、見直す機会を与えて欲しいとお願いするわけだ。
相手にしてみれば、約束そのものが壊れては困るので、考えてくれるだろう。その上で、自分ができる範囲の約束へと変更していけばいい。その段階になれば、できることできないことも言えるようになっている。
上司にミスを押し付けられそう→責任のなすりつけを回避するための「代表」
手柄は自分、ミスは部下。最低の上司は世の中にうようよいる。こういう人間の下につくと不幸の連続にもなりかねない。
うまくいかなかった仕事を誰のせいにしようかと鵜の日鷹の日なわけだから、ぼーっとしていると、気づいた時には「戦犯」扱いにされている。
これは失敗だな、と気づいた段階で先に言わなくてはだめだ。その上で、特定個人の責任論にさせないように、「代表」という言葉を使う。代表というのは、責任を負うという意味とは違う。
敢えていうならば、全員が責任を負うべきだが、全員で謝罪に行くのもおかしな話だから、自分が行きましよう、ということだ。
責任のなすりつけ、戦犯捜しをさせないためにも、率先しておきたい。
もちろん、取引先や担当役員などに報告する際には、自分が把握している範囲で構わないので、どこにミスがあったと思うかなどは率直に述べておくこと。自分のミスも否定せずにやる。
そうすれば、結局のところは、それをとりまとめる人間の失点になるし、むしろ、きちんと分析しているところが評価にも繋がる。
犯人捜しが人好きなやつがいるときにも応用できる話で、問題は「誰が」ではなく「なぜ」なんだ、と展開することがポイントになる。そもそも、犯人が見つかったところで、状況が変わるわけではないのだから、理由・原因の究明へとシフトさせよう。
嫌な職場の人と通勤時に会いたくない→健康のためという理由で時間をずらすのがベスト
通勤時に同じ職場の人間に会うのは鬱陶しいものだ。せっかく本や新聞を読もうと思っていたり、スマホで気分を変えようとしていても、そうはいかなくなる。そのうえ、嫌っている、あるいは苦手にしている相手だったら朝から気分が悪くなるだろう。
とりあえずは電車の時間をずらすといった手法が有効なわけだが、問題は、何回か会ってしまっている場合「最近見かけないけど?」と聞かれることだ。
ずっと同じ電車を利用していたのを突然変えると、相手も「自分に会うのが嫌なのか」と思って当然だし、正解であるから困ってしまう。
いまの世の中、下手な恨みを買わないように過ごすのが賢い。
だから理由づけは大切になる。相手が「変えたのはなぜだ」と問いてきた場合を想定して、できれば先手を打っておきたいところ。
「血圧が高くなって」「糖尿気味で」など理由は「生活習慣」にかかわるものがいい。深刻さはさほど与えないし(騒ぎにされると面倒)、健康のためという理由は非難されることがまずないからだ。
説明の後に偶然会ってしまうこともあるだろうが、そういう時には「ちょっと疲れたので今日はサボってしまいました」と言っておけばいい。
車両を変えるだけで大丈夫と思うかもしれないが、降車駅が同じなので、これは「避けている」ことを目立たせるだけだ。
カラオケで歌いたくない→相手にさらに歌わせて逃げ切るのが上策
上手い、下手にかかわらず、カラオケは苦手という人もいる。流れでカラオケボックスに行かざるをえない時(適当な二次会場所がない、終電がなくなった)など、メンツによっては避けたいこともある。
歌いたいやつが勝手に歌ってくれれば、こっちは我慢しますよ、と思っているのに一曲歌ってよ」「順番、順番」など、日頃は役立たずのくせにこういう時だけ仕切りたがるバカに迫られるのは何とも迷惑な話だ。
「歌いたくない、下手だから」で理解してくれればいいのに「みんな歌ってるんだから」「大丈夫、俺も下手だから」(それはさっきのでよく分かりました)と、無理強いしてくるだろう。
いまは電モクだろうけれど、本もあるだろうから、それを手にとって捜しているフリをしておく。何万曲収録されていようが歌いたい曲がないことはママあるが、「代わりに捜してやる」と言われると困るので、何曲か普通にはない曲名を用意しておきたい(外国の民謡あたりが無難)。
ただ、いつまでも捜していると、「じゃあこれなら知ってるでしょ、一緒に歌おう」とくる可能性もある。大ヒット曲だと「知らない」がなかなか通じない。
仕切り屋は歌いたがりで、自分ばっかり歌っているのを気にしてるわけだから、さらに歌わせてしまって逃げるのがいい。勝手にリクエストを入れていれば、そのうちに時間がやってくる。