お見舞いに行く時に気持ちが伝わるポイントや見舞い品の選び方
contents
1.心を伝えるお見舞いの方法
見舞い方のポイント
正確な情報に基づく
容体や災害状況を確認せずに見舞いをすると、失礼であり迷惑となる。特に噂話は鵜呑みにせず、複数の情報によって事態を正確に把握する。
相手の立場を思いやる
病気回復時に見舞う、入院面会は短時間にする、災害時は手伝うなど、相手の状況を理解した行動が必要。見舞い品、見舞い状にも心をこめる。
2.病気見舞いのしかた
相手が元気なときに見舞う。
大勢で押しかけ、台風一過のようにならないようにする。2~3人の小人数にとどめる。
面会時間は10~15分ぐらいにして、長居をしない。
病気や仕事の話は避け、興奮させないように心がける。
本人だけでなく、同室の人にも「お大事に」と声をかけて辞去する。
見舞い品の選び方
食べ物は病気によって制限があったりするので、病状を確認しておく。同室の人におすそわけできるものも喜ばれる。
花は強い香りのものはやめる。
色も白は葬儀に使われ、赤は血と同じ色なので避ける。シクラメンは「死・苦」を連想させ、ツバキは首から落ちる。また、鉢植えは根付くが寝づくに通じ、嫌われる。切り花をアレンジして贈るなどの工夫をしたい。
容体によっては本や音楽などが喜ばれる。
災害見舞い
情報を集め、状況を確認する。
見舞いの電報を打つ。現地に駆けつけ、後片付けなどを手伝う。
見舞金のほか、不足しているものを確認して送るのもよい。
火事見舞い
本社、支社、懇意な社員、消防署などから正確な情報を入手する。
担当者が現場に駆けつけ、「お見舞い」と記した社長または部長の名刺をおいてくる。
近場の場合には、担当者が駆けつけて後片付けなどを手伝う。
支社がない遠隔地の場合は、まず電報を打つ。
類焼には至らなかったが、すぐ近くの人事の場合には、近火見舞いとして行く。清酒などを持参することが多い。
陣中見舞い
研修会や合宿、イベント会場などを訪れ、激励するものである。食べ物や飲み物を贈ることが多い。イベント時は時間の許す範囲で手伝うのもよい。