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におい分子の放出を防ぐにはツルツルした面を拭くこと

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  • 1.におい分子
におい分子
においが放出されやすい、テレビや冷蔵庫ツルツルした面をふくとよい
部屋のいやなにおいは、ザラザラした木や布よりも、テレビや冷蔵庫など、表面がツルツルした面からのほうが、多く出ていました。その理由は、においのもととなる分子の「離れやすさ」にあります。


におい分子が家具にくっついているうちは、におわない
同じ面積の布(カーテンや布張りのソファ)、木(食器棚や床板)、プラスチック(テレビや冷蔵庫)、ガラス(窓)を密閉袋に入れ、いやなにおいを出す硫化水素というガスを同量ずつ注入してみました。20時間後、最もにおい分子がくっついていたのは木でした。ところが、くっついたにおいがどれだけ外に出てくるかを調べてみると、5時間後に最もにおいを放出していたのは、プラスチックだったのです。

私たちがにおいを感じるのは、におい分子が空気中を漂っているとき。家具や壁にくっついてしまうと、においを感じません。しかし、部屋の温度が上がると、におい分子は再び空気中へと放出され、においを感じるようになります。 ポイントは一度ついたにおいが放出されることだったのです。

繊維が複雑に絡み合う木や布は、におい分子が奥に入り込みやすい分、出てきにくくなります。これに対し、プラスチックなどの表面がなめらかなものは、木や布ほどにおい分子が入り込まない反面、離れやすいのです。


キッチンから離れた壁の隅に、においがたまる!
それぞれの素材の特徴を踏まえたところで、効率よくお部屋のにおいを撃退するワザをお伝えします。

鉄則は、プラスチックなどのツルツルした面をふくこと。木でできた家具や壁も、塗装などで表面がツルツルに加工されているものは、隙間が埋められて、プラスチック並みににおいが放出されやすいので、お忘れなく。

もうひとつのポイントは、キッチンから離れた壁の隅をふくことです。たばこ臭と並んでくっつきやすいいやなにおいの代表である調理臭は、意外にもキッチンから遠い壁、とくに隅にたまりやすいのです。

におい分子は水に溶けやすい性質があるため、におい分子だけであれば水ぶきで十分落とせます。ただし、調理の際に出るオイルミストという油の粒子が付着している場合は、市販の中性洗剤を少量加えて水ぶきします。その際は注意書きをよく読み、色落ちなどには十分気をつけてください。

また、ツルツルしていない木や布についたにおい分子はすぐには出てきませんが、長期間そのままにしておくとジワジワと放出されます。カーテンなど洗濯できるものは、半年から1年に1回は洗ってにおい分子を洗い流しましょう

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