ブルーライト予防にメガネはいらない!ディスプレイで調整しよう
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「ブルーライトが問題になってますが」、ブルーライトカットメガネを売っている販売者がブルーライトを問題だと言っている状況で、実際のところブルーライトが有害であるのかは科学的によくわかっていません。ブルーライトが注目されたのは他の色に比べ強すぎる刺激が原因でしょう。
ブルーライトをカットコートをしたメガネがすでにたくさん発売されていますが、やはりつけているとない場合に比べて疲れにくく思います。しかしブルーライトに限らず明るさ、コントラストなど強すぎる刺激はいろいろあります。適切な照明が必要です。
店頭のTVやPCの明るさは自宅では頭がおかしくなるレベルなので注意します。
調整のポイントとしては、まず明るい部屋で、明るさやコントラストを見にくくならない程度に絞りましょう。
そして画面との距離を近づけないこともポイントです。
色温度を下げるとかえって目が冴えるという話ですが過度に刺激の強い光に慣れ過ぎて、よく見えないのでしっかり見ようとして無意識に集中してしまうからかもしれません。
普通はリラックスモードに入りやすいはずですが。
ブルーライトは可視光に含まれる青色の成分のことで、蛍光色の電球色・昼白色よりも昼光色に、全体に対する青色の割合は多く含まれます。
明るすぎる画面は眼精疲労を早めます。
明るい画面から青色の成分をカットするよりは、画面を少し暗くした方が目には優しいと考えます。
2.ブルーライトとは、簡単に言うと「青い光」そのものです。
PCディスプレイのブルーライトを下げたいなら、色設定で赤・緑・青の「青」を下げればいいという簡単な話なのです。
もしくは色温度を下げれば青味が薄くなります。
結論からするとPCディスプレイに関する限り、目に入る青色光を少なくするのに、メガネをかける必要などまったくないのです。
スマートフォンの画面の色合いを変える方法がわからないので、スマホではブルーライト対策が必要なのかもしれません。
ただし、最初に書いたようにブルーライトとは単なる青い光のことです。
よってブルーライトをカットする(=青味を薄くする)と、全体の色合いが変わります。
これは光の三原色の原理から明らかで、色合いを変えずにブルーライトだけ遮るということは物理的にあり得ません。
また、たとえば快晴時の青空光に含まれるブルーライトは、LED液晶デスプレイから出ているブルーライトよりはるかに多いです。
そこで、LED液晶ディスプレイから出るブルーライトに害があるのだとしたら、ブルーライトそのものともいえる青空を眺めるなど言語道断ということでなければつじつまが合いません。
しかしPCメガネの販売店は、そのようなことはまったく言いませんね。
そこらじゅうにあふれているブルーライト(自然光や蛍光灯の光にも含まれる)の中で、LEDバックライト液晶ディスプレイのブルーライトだけが目に悪いというのは、実に不思議なことです。
あと、現在売られている液晶テレビはそのほとんどがPCディスプレイと同じLEDバックライトを使用していますが、すると液晶テレビを観るときもブルーライトをカットしてくれるメガネをかけたほうがいいのでしょうか。
いわゆるPCメガネを売っている店へ行ったら、そのへんのことも尋ねてみたほうがいいと思います。