ファイルサーバでパソコンのデータを共有化して仕事効率を高めよう
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会社の事務所で使うことを考えてください。
個人の引き出しに入っている資料は、その個人でしか取り出すのが困難ですが、みんなで使う資料棚に入れれば、みんなで取り出すことが簡単になります。
ファイルサーバは、この資料棚の役割を果たします。
そこにみんながファイルを入れるようにすれば、みんなでファイルを使うことができます。
故障やセキュリティ対策にもなります。
一人一人のパソコンが壊れると、もうその中のファイルに関しては絶望的になりますが、ファイルサーバに入れておれば、個別のパソコンが壊れてもこれといった問題になりません。
また、ファイルサーバとして使うマシンは信頼度を高めて故障しにくい、故障してもすぐに直せるように作りますので、ファイルサーバが壊れることは、
よほどおかしな設計・使い方をしない限り心配のないことです。
個人のパソコンにファイルを入れておけば、そのパソコンが盗まれたりするとすぐに情報が漏洩してしまいますが、ファイルサーバに入れておれば、ファイルサーバが盗まれない限り、そういう心配もありません。
ファイルサーバは鍵のかかった収納庫などに入れたりしますので、ファイルサーバを盗むのはとても大変です。
最近では、ファイルサーバ機能に特化した専用機もあり、ネットワークアタッチトストレージと呼ばれています。ファイル共有のプロトコルには、NFSまたはCIFSが使われております。
ファイルサーバには、高度な演算能力や描画能力がほとんど求められないので、旧型のパソコンに大容量のハードディスクを取り付けて使う方法が、1990年代中期からしばしば用いられています。
LinuxやFreeBSDをインストールし、Sambaと呼ばれるソフトを用いることで、Windowsを含む様々なOSから利用可能なファイルサーバを構築することができるので、利用者が増えています。
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