FTPサーバについて知らない人にもわかりやすく解説

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1.FTPサーバとは
2.FTPソフトの利用

１．

FTPサーバとは、ファイルのやり取りを行うための仕組み・ソフト・機器です。サーバは「提供者」の意味で、FTPはファイルのやり取りを行う仕組みです。

多くの場合、FTPサーバにアップロードされたデータが、直接WEBサーバで公開されるようになっています。
WEBサーバには、ファイルを受け取る仕組みがないために、FTPサーバと組み合わせて利用されています。

FTPによる接続を受け入れることのできるサーバのことをFTPサーバと呼びます。
その名の通り、ファイルの送受を目的としたものです。
FTPサーバは、他の種類のサーバと同じように、ドメイン名をもっているか、そのものを直接的に指定するIPアドレスを持っています。
それをFTPサーバ名と呼びます。

FTPサーバに接続する場合、勝手にデータが変更されたり削除されないように、ID（ユーザー名）とパスワードが必要になります。
このIDとパスワードは、WEBサーバをレンタルしたときに、レンタル業者からメールや郵便などの方法で通知されます。
第三者が不正に取得することがないように、安易に開示されることはありません。

もし手元にIDとパスワードがない場合には、利用している業者から新たにIDとパスワードを取得する必要があります。

もし、利用している業者や業者の連絡先が分からない場合は、ご自身のサイトのアドレスを提示して別に質問してみてください。アドレスやwhoisの結果などから業者を特定することができます。

このFTPサーバの利用が認められた場合、サーバの設置者からアカウントが発行されます。
それがFTPアカウント名です。
そのFTPサーバを使う場合、FTPアカウント名と、そのパスワードが要求されます。
それが正しいものならば、FTPサーバを利用することができます。

FTPサーバには「アノニマス(Anonymous)FTP」というものがあり、
これは特定のアカウントを取得しなくても自由に利用することができるようになっています。
(サーバの運営指針により、管理者のみがアップロード可能・ユーザはダウンロードのみというところがあります)
この場合、FTPアカウント名は何でもいいのですが、一般的には自分のメールアドレスを入力します。

アノニマスFTPは、ソフトウェアの配布に適しており、インターネットのユーザー環境を育てる上で
大きな役割を果たしています。

FTPサーバのセキュリティ
vsftpd.conf による各種制限
認証の方法をチェックする
chrootの制限をする
ユーザーが利用できるコマンドを制限する
ログインメッセージを制御する
FTPのログの設定

FTPサーバのACL設定を行う
ユーザーの制限を行う
/etc/ftpusers でアクセスできないアカウントを設定
ファイル毎に接続制限する
接続元での接続制限を行う

匿名FTPサービスのチェックポイント
匿名FTPサービスでディレクトリを制限する
ファイルのアップロードができないようにする
コマンドは利用できないようにする
匿名FTPユーザーのパスワードをチェックする

sftp でファイル転送のセキュリティを確保する
sftp を利用できるようにする
sftp の基本設定を行う
vsftpd のSSL設定

２． FTPソフトの利用
FTPはネットワーク上でデータをやり取りするのに使います。多くの人はHPの更新なんかに使います。その他、LAN内でのファイルのやり取りがあります。httpってありますよね。

これもプロトコルですが、ネット上にはftp://～で始まるサーバがあり、フリーソフトなどをダウンロードしてきたりします。FTPのソフトはwinXPだとXPのデフォルトで使えるftp、FFFTPなどが有名です。

前者はコマンドプロンプトでftpと打ってenterを押すと起動します。FFFTPはGUIで動作します。FTPはあまりセキュアでないので最近ではsshをつかったSFTPというものがあります

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