運動用具を買う時に失敗しない4つのポイントと選び方
contents
1.
ネットショップ通販で健康・運動機器の購入前に
さまざまな健康・運動機器が売られている昨今。通信販売で購入されている方も多いと思います。自宅でも手軽に運動をしょう、という人は多いようでニーズも高まっています。年々新商品も出回り、座ったままで乗馬を体験できるようなものから、有名なインストラクターのDVDを見ながら自宅でもしっかり汗をかけるものまで本当に多種多様な製品が販売されています。
ただ、死蔵品になりやすいのも事実。悲しいかな、購入からわずか3日で倉庫で眠りについたというお話もよく聞きしています。購入前には以下の点に注意をし、よく検討してから購入に踏み切りましょう。
①目的に合ったものを
シェイプアップしたいのか
バランス能力を鍛えたいのか
全身でいい汗をかきたいのか
筋力UPしたいのか
座り姿勢・寝たまま姿勢で運動がしたいのか
骨盤周りをすっきりさせたいのか、など、人それぞれ「目的」があると思います。ジムで筋力トレーニングを主に行うのであれば、家ではステッパーや自転車マシンなどを揃えるとトレーニング効果が高まりますね。最初にまずご自身とよく相談をしましょう。
②家のスペースや家族のことも考慮に
家のスペースも考慮し、また家族みんなが楽しく取り組めるものであれば、死蔵品にはなりにくいでしょう。
③値段だけで決めない
通信販売の器具の値段は幅広いものです。たとえば骨盤を整えるボディバランスボードは、手ごろな価格では8000円ほどで購入できますが、高いものですと4万円近くするものも。ただし、値段が高ければ性能も高いとは限りません。
④サポーターや電気機器などはよく説明を聞いてから
トラブルのもとになる製品の代表は、実際に身体に密着させる、あるいは電気をあてたりする健康器具です。「腰痛が治る」と謳っていたのに治らない、といったクレームが販売側に届いていることも。購入前にきちんと問い合わせる、勢いで購入しない、宣伝されていることは本当なのか、マイナス要素はないのか、自身の体質に合うのか、日々の体調管理に必要か、などさまざまな点を確かめながら購入をしてください。
最近は「座ったままで」や「ラクラク15分で探せる」などと大げさに表示をすることは少なくなったものの、誇大広告がなくならないのは事実です。TV・雑誌などを見てすぐに購入せず、ワンクッション置きましょう。購入までに時間と労力をきちんと費やすことが肝心です。
そんなことに費やしている時間があれば、ジムに行ったほうがよいのでは? と考えが変化するかもしれません。
日常歩いている靴で長時間の運動をしたら、足が痛くなった、そんな経験はありませんか?
靴はどれでも同じだろう、と考えるのは正しくありません。靴の選択ひとつで、運動効果は大きく変わるのです。ここでは靴選びのポイントをみてみましょう。特にジムで強度の高いランニングやマラソンをされている方は、今一度、靴の点検を。多少高くついても、後々の怪我の治療費のことを考えれば安いものです。
① 購入時間は夕方がベター
朝よりも夕方に。運動による足の疲労感を考慮して、「若干疲れた足」にフィットするような靴を選びます。運動実践時は、足へ集中的に負担をかけていることが多く、下腿部や足先全体がむくみやすくなります。そうぃう状態を考慮して、足の疲れが生じている、夕方に購入することをお勧めします。
②つま先に5~10mmくらいの余裕をみる
指先が完全に詰まってしまうと、足指が曲がって変形する「ハンマートゥ」という障害の原因にもなるので、注意します。
③靴幅・つま先・かかとのフィット感を大切に
まずは基準を靴幅に合わせて。前後が合わない場合は中敷きなどのオーダーを。
④足の甲のフィット感も
圧迫感を感じないか? かかとが靴から浮かないか? をチェックします。
⑤土踏まずのフィット感も
後ろ足で蹴る際、つま先が残り、かかとが持ち上がるのがウォーキングやランニングの仕組みです。かかとをきちんと支えてくれる靴かどうかを確かめます。
⑥お店の中を歩くこと実際に履いて、履き心地を確かめなければ買う意味なし! ここは特に大切なので、どうか恥ずかしがらず、両足とも履いて靴ひもを結び、遠慮なく、歩かせてもらいましょう。
⑦クッション性は?
弾力性に欠けると、長時間の歩きやランニングは困難になります。地面から約30度の隙間があると理想的です。
スポーツウェア・水着の選定
Tシャツに短パンでウォーキング、という方も多いことでしょう。それでも構いませんが、汗の吸収効果が高い、機能的なスポーツウェアにすると、なお快適です。
ジム内は温度調節が適切に行われている場合が多いですから、年中同じ格好でも間題はありません。ただ、どの季節においても、汗をかいた後は身体が冷えやすいので、上着を用意しておくなどの工夫は必要です。また、長時間運動実践される方は、綿素材などの汗吸収率の高い服や、発散性にすぐれたものなどを着用するとよいでしょう。
最近ではぴったりした素材が流行ですが、汗の吸収がいまいちなものもあります。身体の冷えにくいもの、動きに支障がでないもの、などを考慮に入れながら、自分に合うウェアを、よく吟味してみてください。水着に関しては、さまざまなメーカーがこぞって新素材水着を出しています。世界レベルではなくても、競技レベルの水泳を実践したい、という方はこのような「一秒を争うタイムに貢献する素材」にこだわることも、時には必要ですね。でも、一般の方は、そこまでこだわらないでしょうから、以下の基本的選択要素を考慮してください。
①速乾性があるか
冬場は特に。また、ジムでは前後にほかの運動をする可能性もあるため。
② 着やすいものか
脱ぎ着がしにくいものは、不便。
③保温性があるか
水泳や水中エクササイズに支障がなく、身体にやさしいか。
④塩素に強いものか
使用頻度の高い場合、塩素に強くないとすぐに伸びてしまう。
最近では体型やその季節の状況などに合わせた水着も多くみられます。また、ショップによっては「競技水泳用」「一般水泳用」「水中ウォーキング用」「アクアエクササイズ用」などとコーナーを分けているところもあります。機能性もよく吟味しながら選択しましょう。
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