ファイルのパーミッションやアクセス権を適切に設定する方法
アクセス権とは、ファイルやディレクトリに対して行う操作の権限で、読み込み権、書き込み権、実行権の3つあります。
読み込み権は、ファイルの場合は、そのファイルやディレクトリの内容を参照する権限です。例えば、catコマンドを実行して、読み込み権がないファイルの内容を表示したり、lsコマンドを実行して、読み込み権のないディレクトリの内容を表示することはできません。
書き込み権は、ファイルを更新したり、ディレクトリ内にファイルを追加したりといったことを行う権限です。
実行権は、シェルスクリプトや実行可能形式のファイルを実行したりする権限です。
FTP(自分のホームページをプロバイダのハードディスクに送り込み公開するためのアップロードするためのツール)でよくあることですが、例えば掲示板をアップロードするときに誰でも書き込みが出来るか、出来ないか、管理者のみ書き込みするのかなど条件をファイルに付帯する必要が有ります。このことをパーミッションと言ってFTPツールのメニューのなかにあります。このパーミッションの時に、数字またはラジオボックス(チェックボックス)で指定します。
パーミッション設定は必要です。
2.パーミッションは、読み取り=4・書き取り=2・実行=1として、それらを足した数で表されます。
例えば、6を指定したい場合は読み取り(4)+書き取り(2)=6ですね。
数字は3桁あって左からユーザー、グループ、その他での権限設定となります。
ですので
パーミッションが600の場合(以降、数字のみ)
ユーザー / 読み取り, 書き取り
グループ /
その他 /
604
ユーザー / 読み取り, 書き取り
グループ /
その他 / 読み取り
606
ユーザー / 読み取り, 書き取り
グループ /
その他 / 読み取り, 書き取り
700
ユーザー / 読み取り, 書き取り, 実行
グループ /
その他 /
705
ユーザー / 読み取り, 書き取り, 実行
グループ /
その他 / 読み取り, 実行
以上にチェックを入れて下さい。
文字で表す場合は下記になります
r そのファイルを参照できる
w そのファイルに書き込みできる
x そのファイルを実行できる
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