プロテインが粉末の理由とWPCとWPIという製法のまとめ
contents
- 1.プロテインが粉末の理由
- 2.WPC製法とは
- 3.WPI製法とは
- 4.まとめ
1.
プロテインといえば粉末状というイメージがあると思いますが、粉末なのは、いくつか理由があります。
まずは、筋肥大にもっとも効果的と言われているプロテインがホエイプロテインと言う種類なのですが、このプロテインの特徴のひとつとして、吸収速度の速さがあります。
そして、この吸収速度の速さは、筋肉を大きくする上でとても大切です。
同じホエイプロテインでも、錠剤(タブレット)の物を噛み砕いて摂取するのと、粉末を液体に溶かして摂取するのでは吸収速度は当然粉末を溶かした方が速いわけでこちらの方が、より効果的となります。
また、プロテインは一度に20g程度摂取するのですがこれを錠剤で摂取するとなると、相当な数を摂取しなければなりません。
さらに、粉末よりも錠剤を製造する方が、製造コストもかかると思いますしそれ自体の需要も少ないので、結果的に、錠剤のプロテインもありますが値段は高くなってしまいます。
ただ、錠剤の特徴は携帯が容易で水がなくても摂取できるメリットもあります。
あと金銭的に大変なのであれば、この錠剤のプロテインは粉末と比べると2倍以上は高い値段なのでやはり、面倒でも粉末を選ぶべきだと思います。
粉末タイプも、100均などの小さなケースやプロテインシェーカーなどにあらかじめ小分けして携帯すればそこまで苦ではないと思います。
2.WPC製法とは
WPCというのはホエイプロテインコンセントレートといいます。
簡単な日本語に訳すと
「濃縮乳清タンパク質」
というのだそうです。
大体の安価なホエイプロテインはこの製法でできてタンパク質含有量でいえば80%くらいです。
このWPCというのはいろいろなことに効果があり免疫力を高めたり、肌荒れ防止、疲労、ストレス防止などに効果があると言われています。
CFM製法はウルトラフィルトレーションという膜処理でまず、乳糖、不純物を可能な限りろ過し、その後、新しいマイクロフィルトレーションとウルトラフィルトレーションで2度ろ過して生成されています。
たんぱく質の含有率はIEにくらべて1~2%は低いですが、無変性のペプチドを99%近く含んでいます。CFMは乳糖などIEに比べれば少し残っていますが、グリコマクロペプチドや、カルシウムを、多く残せるので免疫強化にはいいかもしれません。
しかしお腹が弱い人にはあまりオススメできないプロテインで製法の途中で乳糖をすべて取り除くことができなく乳糖が残ってしまうことがあります。
なので購入する場合は自分のお腹と相談してください。
3.WPI製法とは
こちらの方はホエイプロテインアイソレートいうもので
日本語に訳すと
「分離乳清タンパク質」
というそうです。
先ほどのWPCが濃縮だったのに対してWPI は分離になっています。
WPIは本当に余分なものをほぼ入れないで作ったホエイプロテインといってもいいでしょう。
樹脂に電子負荷を帯びさせて分離する方法で、化学薬品を使用します。分離過程で脂肪分や乳糖もほとんど除去されますが、同時に、カルシウムやビタミンなどの他の有用な成分も一緒に分離されてしまいます。
タンパク質含有量が90%以上のもの作ることができるのです。
このWPIにはほとんど乳糖は含まれていないのでもし先ほどのWPCでお腹を下した人はこちらを試してみるのもいいかもしれません。
またWPCでは少しの脂肪などが入っているケースがありますがWPIはその脂肪でさえもほぼ除去しているので減量中の人はものすごくオススメです。
4.まとめ
その辺の薬局やドラックストアで売っているホエイプロテインはほぼWPC製法でできたものを販売しているケースが多いです。
少し大きいスポーツショップなどに行けばどちらも置いているかもしれません。
WPCはWPIに比べて値段安いので一般の方にはそちらの方が売れやすいのです。
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