テーブルマナーは洋食だけじゃなく和食や中華料理でも必要
contents
心得ておきたいテーブルマナー
1.洋食のテーブルマナーのポイント
音を立てない 食器の音を立てたり、スープを音を立てて飲んだり、クチャクチャと音をさせながら食べない。
ナプキンは相手から
相手が取り上げてから、2つ折りにして、その折り目が体のほうにくるように膝に置く。
ナイフとフォークは外から
外から順番に使っていく。同じフォークとナイフを何度も使わない。
洋食マナー
椅子の左側から座る。まず女性、次に上位者から腰掛ける。
料理は主賓から食べ始める。
また、ボーイが料理を皿に取り分けて回る場合は、次の人の皿に料理が置かれてから食べるようにする。
ナプキンは、端で口や指の汚れを拭く。中座するときは、椅子の上に置いておく。
食事を終えたときは、テーブルの左端に置く。使用済みだとわかるように、軽く折り畳めばよい。
使用中のナイフとフォークを置くときは、皿の両端に人の字のように置く。斜めに並べて置けばその皿の料理を食べ終わったという合図となる。
ナイフやフォークを落としたときは自分で拾わず、ウエイターに頼む。
料理は食べやすい大きさに切りながら食べる。
退席するときは、椅子の左側から立つ。
ナイフとフォークの使い方
外側からオードブル、魚、肉、デザート用の順に並べられている。
ナイフは右手、フォークは左手が基本。料理は一口大に切り分けて口に運ぶ。2~ 3個ずつ切り分けておいて、フォークを右手に持ち替えて食べてもよい。その場合は、最初にすべてを切り分けておかないほうがよい。
立食の場合
椅子席を独占しない。空いていれば座るぐらいの気持ちでいたい。
オードブル、冷たい料理、暖かい料理、という順に左から並んでいる。その順番に従って食べたいものを取っていけばよい。
料理の前であれこれ迷って、取ったり置いたりしないこと。
食べ切れる量を盛り付ける。何度も取りに行くのはいやだからと、大盛りにしない。
食べながら歩き回らない。
立食のよさは、食事を楽しみながら、いろんな人との会話を楽しむことにある。食べることに専念せず、会話の場に加わるとよい。
2.和食・中華のマナーのポイント
和食は箸づかいが大切 箸は中央よりやや上を持ち、食べ物は先端から1~ 1.5cmくらいのところではさむ。箸づかいのタブーが多いので注意する。
中華は主賓が取り分けてから 料理は最初に主賓の前に料理がくるように回転台を回し、主賓が取り分ける。あとは順に回転させて取っていく。小皿に取った料理は残さない。
和食の箸づかいタブー
迷い箸 …どれにしようかと料理の上を箸が行き来する。
移り箸 …取りかけた料理をやめ、違うものにする。
さぐり箸 …器の中のものを触って中身を探す。
寄せ箸…箸で器を引き寄せる。
かき箸 …器に口をつけて、箸でかき込む。
刺し箸…突き箸 箸の先に料理を突き刺して取る。
涙箸…箸の先から汁をたらす
横箸 …箸を横にしてスプーンのように物をすくう。
ねぶり箸 …箸の先をなめる。
渡し箸 …器の上に箸を置く。
3.酒のすすめ方
相手の飲み方を見ながら生グラスや盃があいたら、「どうぞ一杯」
「私にもお酌をさせてください」と注ぐ。置いてあるグラスに注ぎ足して、相手の飲むピッチを上げさせたり、無理強いをするのはやめる。自分のペースで酒を楽しめるように配慮したい。
酒の注ぎ方
ビール
グラスに付けて注いだり、上からドボドボと入れたりしない。目上の人に注ぐときは、両手を添えるとていねいな形になる。
また、乾杯するときはグラスが主賓より少し下側になるようにする。
日本酒
徳利を盃から少し離して注ぐ。からになった徳利は倒しておかない。
水割り
ウィスキーの濃さを確認。氷を入れてからウィスキーを注ぐ。グラスの8分目を目安に水を入れ、マドラーでかきまぜる。
ワイン
グラスがテーブルの上に置かれた状態で注ぐ。
- ショートカットキーできる人ほどよく使う!時間短縮で仕事を効率化
- 【保存版】日常生活で普段使える豆知識のまとめ
- パソコンでネットの閲覧制限を行っている企業が増えている
- 絶対知っておきたい!パソコン関連の用語集まとめ