ユーザーインターフェイスで使用頻度が高い12種類を紹介
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コンピューターは、多くの部品で構成されて出来ています。
お使いのパソコンを1つとってみても、「基盤」「CPU」「HDD」「CD-ROM」「モニター」などなど、多くの部品があります。
そして、それぞれの部品は互いに通信し合いながら正しい動作をしているわけですが、このときの「通信方式」のことをインターフェイスといいます。
インターフェイスが互いに正しく一致していなければ、コンピューターは正常に動作しません。UIは、英語の「User Interface(ユーザーインターフェイス)」の頭文字をとったもので、利用者(ユーザー)がコンピューターをはじめとするデジタル機器と情報のやりとりをするための仕組みを指しています。
そして、「パソコン」と「使用者」間での通信方式。つまりは、「その装置の使い方(もしくは使い勝手)」のことをユーザーインターフェイスといいます。
ユーザーインターフェイスは、コンピューターがユーザに対して情報を表示したり、ユーザが情報を入力するための方式です。
コンピューターは「1」と「0」のデータで動作するのはお分かりと思います。
命令も2進数で行い、計算結果も2進数で返してきます。
2進数の表示では、それが文字や数字のデータなのか、絵のデータなのか、音声データなのか、人間にはまったく理解出来ないと思います。
そこで、コンピューターと人間の相互やりとりを取り持つものがユーザーインターフェイスです。
2.ユーザーインターフェイスの種類
Character User Interface(CUI)
CUIとは、コンピューターの表示や操作の方式(ユーザーインターフェイス)のうち、情報を文字によって表示し、キーボードからの入力によって操作を行う方式です。
Graphical User Interface(GUI)
GUIとは、コンピューターの操作の対象が絵で表現されるユーザーインターフェイス。
マウスなどを使用して直感的にコンピューターを操作でき、現在のOSやアプリケーションの多くは、GUIを採用しています。
ウェブユーザーインターフェイス(WUI)
ウェブページ生成によって入出力を行い、それをインターネット上で転送し、ウェブブラウザでユーザーがそれを表示する。既存のHTMLベースのウェブブラウザを使うことができ、制御はJava、Ajax、Adobe
Flash、Microsoft .NETといった比較的新しい技術で実装される。
触覚インターフェイス
補助的な出力として触覚フィードバックを用いる方式。コンピューターシミュレーションやバーチャルリアリティで使われる。
タッチインターフェイス
タッチパネルとGUIを入出力に使う方式。工業機械やセルフサービス型機械(ATMなど)またはiPadなどでよく使われる。
その他のユーザーインターフェイスの種類として、以下のものがある。
バッチインターフェイス
バッチ処理で使われる対話型でないユーザーインターフェイス。ユーザはバッチジョブとして処理の詳細をまとめて入力し、全ての処理が完了した時点で出力結果を得る。処理が始まると、システムはさらなる入力を求めることはない。
パーセプチュアル・ユーザーインターフェイス
ユーザは従来的なコマンド入力を行わず、身振り手振りや音声を使って意思を伝達し、出力は映像や音声で行われる方式。
リフレクシブ・ユーザーインターフェイス
ユーザーインターフェイス全体をユーザが再定義可能な方式。主に非常にリッチなGUIでのみ可能。
タンジブルユーザーインターフェイス
物理的な接触を重視したユーザーインターフェイス。
テキストユーザーインターフェイス
出力はテキスト形式だが、入力はコマンド入力以外の方式も可能なユーザーインターフェイス。テキスト方式のメニュー操作などを指す。
音声ユーザーインターフェイス
電話において、音声で案内し、ユーザは電話機のプッシュボタンで入力する方式。
ズーミングユーザーインターフェイス
GUIの一種で、情報オブジェクト群が異なる詳細さレベルで表示され、ユーザがその中からオブジェクトを選ぶとさらに詳細が表示されるという方式。
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