Windows初心者でも簡単に使えるコマンド一覧
contents
ディレクトリ操作
attrib
ファイル属性を管理する
/S 現在のフォルダと全てのサブフォルダの一致するファイルを処理する
/D フォルダも処理する
/L Symbolic Linkの属性で動作する
cd / chdir
ディレクトリを移動する
/d ドライブの移動とともにカレントディレクトリも変更する
.. カレントディレクトリの親フォルダを表示する
/? ヘルプを表示する
md / mkdir
ディレクトリを作成する
rd / rmdir
ディレクトリを削除する
/s ファイルやサブディレクトリも含めて削除する
/q /sで削除する際に確認メッセージを表示しない
tree
フォルダ構造を図式表示する
/A 拡張文字ではなくASCII文字で表示する
/F 各フォルダのファイル名を表示する
ファイル操作
cacls
アクセス権の設定・表示をする
/T 現在のディレクトリとすべてのサブディレクトリにある指定されたファイルのACLを再帰的に変更する
/E ACLを置き換えずに編集する
/C アクセス拒否エラーを無視して、ACL の変更を続行する
/G UserName:ACL 指定したユーザーにアクセス権を与える
N なし
W 書き込み
R 読み取り
C 変更 (書き込み)
F フル コントロール
/R UserName 指定したユーザーのアクセス権を失効させる
(/E オプションと共に使用)
/P UserName:ACL 指定したユーザーのアクセス権を置き換える
N なし
W 書き込み
R 読み取り
C 変更 (書き込み)
F フル コントロール
/D UserName 指定したユーザーのアクセスを拒否する
comp
2つのファイルをバイナリ比較する
/A 相違点をASCII文字で表示する
/C ASCII文字の大文字と小文字を区別しない
/D 相違点を10進数で表示する(デフォルト)
/L 相違行の行番号を表示する
/N=num 先頭から指定された行数だけを比較する
/OFF[LINE] オフライン属性が設定されたファイルを比較対象とする(WinXP)
copy
ファイルをコピーする
/A テキストファイル(ASCII形式)としてコピーする
/B バイナリファイルとしてコピーする
/D コピー元が暗号化されている場合、コピー先は暗号を解除する(XP Only)
/V ファイルの内容が正しいか検査する
/N コピー元のファイル名が長い場合、コピー先のファイル名を短く(8+3形式)する
/Y 同名のファイルが存在する場合、上書きの確認を行わない
/-Y 同名のファイルが存在する場合、上書きの確認を行う
/Z ネットワーク経由のコピーでネットワーク切断が発生した場合、コピーを再開できるようにする
del
ファイルを削除する
/P ファイルの削除前に確認メッセージを表示する
/F 読み取り専用ファイルを削除する
/S 指定したファイルを全てのサブディレクトリから削除し、削除したファイル名を表示する
/Q 削除前に確認メッセージを表示しない
削除するファイル属性の指定 ※「-」の付与(-Rなど)で、指定した属性以外を削除できる
/A:R 読み取り専用属性のファイルを削除する
/A:S システムファイルを削除する
/A:H 隠しファイルを削除する
/A:A アーカイブを削除する
dir
ファイル・ディレクトリの情報を表示する
/A:d ディレクトリ
/A:r 読み取り専用
/A:a アーカイブ
/A:s システムファイル
/A:h 隠しファイル
表示順 ※「-n」などの指定で、逆順で表示できる
/O:n 名前のアルファベット順
/O:s ファイルサイズの小さい順
/O:e 拡張子のアルファベット順
/O:d 日時の古い順
/O:g ディレクトリを先に並べる
タイムフィールド ※日時情報や並べ替え時に使用するかを指定
/T:c 作成日時
/T:a 最終アクセス日時
/T:w 最終更新日時
その他 機能
/B ディレクトリ名とファイル名のみを表示
/C ファイルサイズを3桁区切りで表示
/-C ファイルサイズを桁区切り無しで表示
/D ワイド一覧形式で表示(上から下へ並ぶ)
/L すべて小文字で表示
/N 一覧を横に長い形式で表示
/P 画面ごとに停止して結果表示(任意のキーで次画面)
/Q ファイルの所有者を表示
/S サブディレクトリも含めた全てのファイル情報を表示
/W ワイド一覧形式で表示(左から右に並ぶ)
/X ファイル名が長い場合、短いファイル名も表示
fc
2つのファイルを比較して違いを表示する
/A 違いのある部分ごとに先頭行と最終行だけを表示する
/B バイナリモードで比較する
※比較ファイルの拡張子が.exe、.com、.sys、.obj、.lib、.binの場合は既定モードになる
/C アルファベットの大文字と小文字を区別しない
/L ファイルをASCIIテキストとして比較する(デフォルト)
/LB[num] 連続する最大相違行数を指定する(デフォルト:100行)
※比較中に不一致行がこの数を超えて連続する場合は、比較が取り消される
/N ASCIIテキストとして比較する際に行番号を表示する
/OFF[LINE] オフライン属性が設定されたファイルを比較対象とする(WinXP)
/T タブをスペースに変換しない(省略時:タブ1つ=スペース8文字)
/U Unicodeテキストとしてファイルを比較する
/W 連続した空白(タブ&スペース)を1つのスペースとして比較する
※行頭と行末にある空白文字は無視される
/NNNN 不一致発見後に確認する、一致すべき連続行数を指定する(デフォルト:2)
※これより小さいと、一致する行も相違点として表示される
find
ファイルの中からテキスト文字列を検索する
/V 指定した文字列を含まない行をすべて表示する
/C 指定した文字列を含む行の数だけを表示する
/N 行番号を表示する
/I 大文字と小文字の区別をしないで検索する
findstr
文字列や正規表現を使って文字列を検索する
/V 指定した文字列を含まない行をすべて表示する
/I 大文字と小文字の区別をしないで検索する
/N 行番号を表示する
/B 行の先頭にあるパターンを検索する
/E 行の末尾にあるパターンを検索する
/L 検索文字列をリテラルとして使用する
/R 検索文字列を正規表現として使用する
/S 現在のディレクトリとすべてのサブディレクトリから(再帰的に)一致するファイルを検索する
/X 完全に一致する行を出力する
/M ファイルに一致する行があるときにファイル名のみ出力する
/O 一致する各行の前に文字オフセットを出力
/P 印刷不可能な文字を含むファイルをスキップする
/OFF[LINE] オフライン属性が設定されたファイルをスキップしない
/A:属性 2桁の16進数で色属性を指定する
※色属性指定方法
/F:FileName 指定したファイルからファイル一覧を読み取る
※「/」を指定するとコンソールから読み取る
/C:Char 指定された文字列をリテラル検索文字列として使用する
G:FileName 指定されたファイルから検索文字列を取得する
※「/」を指定するとコンソールから取得
/D:Directory セミコロンで区切られた検索されるディレクトリ文字列テキストの一覧を検索する
more
ファイルの内容を表示する
/e 拡張機能を有効にする
/C ページを表示する前に画面を消去する
/P フォーム フィード文字を展開する
/S 複数の空白行を1行に縮小する
/Tn タブをn個のスペースに置き換える(既定値:8)
/+n 最初のファイルをn行目から表示する
move
ファイルを移動する
/Y 同名のファイルが存在する場合、上書きの確認を行わない
/-Y 同名のファイルが存在する場合、上書きの確認を行う
print
テキストファイルを印刷する
/d 印刷デバイスを指定する
recover
欠陥ディスクからファイルを回復する
ren / rename
ファイル名やディレクトリ名を変更する
robocopy
ファイルやフォルダのユーザ情報を維持したままコピーする
/S サブディレクトリをコピーするが空のディレクトリはコピーしない
/E 空のディレクトリを含むサブディレクトリをコピーする
/LEV:n コピー元ディレクトリツリーの上位nレベルのみをコピーする
/Z 再起動可能モードでファイルをコピーする
/B バックアップモードでファイルをコピーする
/ZB 再起動可能モードを使用し、アクセスが拒否された場合はバックアップモードを使用する
/J バッファーなし I/O を使用してコピーする
/EFSRAW 暗号化されたすべてのファイルをEFS RAWモードでコピーする
/COPY:Flag ファイルにコピーする情報を指定する(既定値は/COPY:DAT)
コピーフラグ 説明
D データ
A 属性
T タイムスタンプ
S セキュリティ(NTFS ACL)
O 所有者情報
U 監査情報
/SEC ファイルのコピー時にセキュリティ情報もコピーする (=/COPY:DATS)
/COPYALL ファイル情報をすべてコピーする(=/COPY:DATSOU)
/NOCOPY ファイル情報をコピーしない
/SECFIX 全てのファイルのセキュリティを修正する
/TIMFIX 全てのファイルのタイムスタンプを修正する
/PURGE 既にコピー元に存在しないファイル/ディレクトリをコピー先から削除する
/MIR ディレクトリツリーをミラー化する
/MOV ファイルを移動する(コピー完了後にコピー元から削除する)
/MOVE ファイルとディレクトリを移動する(コピー完了後にコピー元から削除する)
/DCOPY:Flag ディレクトリにコピーする情報を指定する(既定値は/DCOPY:DA)
コピーフラグ 説明
D データ
A 属性
T タイムスタンプ
/NODCOPY ディレクトリ情報をコピーしない
/NOOFFLOAD ファイルコピー時にWindowsのオフロードコピーを利用しない
sort
データを並べ替える
/r 逆順で並べ替える
/+num 指定した桁数から並べ替える
少ない場合は他の行より前に照合される
/m 並べ替えに使うメインメモリのサイズをKBで指定する
/rec num レコードの最大文字数を指定する
/o [file name] 指定したファイルに結果を出力する
type
ファイルの内容を表示する
type text1.txt text1.txtの内容を表示する
type *.txt すべてのテキストファイル(拡張子:txt)を表示する
xcopy
ファイルをディレクトリ構造ごとコピーする
/A アーカイブ属性のファイルのみコピーする
/M アーカイブ属性のファイルのみコピーし、アーカイブ属性を解除する
/D:MM/DD/YYYY 指定した日付以降に更新されたファイルのみコピーする
/D コピー先に同名のファイルが存在する場合に更新日が新しいファイルのみコピーする
/P コピー前に確認メッセージを表示する
/S ファイルが存在する場合のみディレクトリごとコピーする
/E ファイルが存在しなくてもディレクトリごとコピーする
/V ファイルの内容が正しいか検査する
/W キー入力を待ってコピーを開始する
/C コピー時のエラーを無視する
/I コピー先のディレクトリが存在しない場合は新規にディレクトリを作成する
/Q コピーしたファイル名を表示しない
/F コピー元とコピー先のファイル名を詳細表示する
/L コピーされるファイルを確認する(コピーは行わない)
/G 暗号化を解除してコピーする(XP Only)
/H 隠しファイルやシステムファイルも全てコピーする
/R 読み取り専用属性のファイルも上書きコピーできるようにする
/T ファイルが存在するディレクトリのディレクトリのみコピーする
/U コピー先に同名のファイルがある場合のみコピーする
/K 通常は解除される読み取り専用属性を維持したままコピーする
/O ファイルの所有権やアクセス権限もそのままコピーする
/N コピー元のファイル名が長い場合、コピー先のファイル名を短く(8+3形式)する
/Y 同名のファイルが存在する場合、上書きの確認を行わない
/-Y 同名のファイルが存在する場合、上書きの確認を行う
/Z ネットワーク経由のコピーでネットワーク切断が発生した場合、コピーを再開できるようにする
/EXCLUDE:file name 指定したファイルをコピー対象から外す(複数ファイル指定時は"+"でくくる)
ディスク操作
chkdsk
ディスクの状態をチェックする
/f ディスクエラーを修復する
/v 検査対象の全てのディレクトリ・ファイル名を表示する
/r 不良セクタを見つけて回復する
/t ボリュームのマウントを強制解除する(NTFS)
/i インデックスエントリのチェックをスキップする(NTFS)
/c フォルダ構造の循環参照のチェックをスキップする(NTFS)
chkntfs
起動時のディスクチェックを設定する
/d 設定を既定値に戻す
/t:sec カウントダウン時間を設定する
時間を設定しなければ設定値を表示する
/x 対象から外すボリュームを指定する
/c 起動時にチェックを実行するボリュームを設定する
defrag
ディスクを最適化する
-a 分析のみを実行し、簡単な分析レポートを表示する
-c 全てのボリュームを最適化する
-f 空き領域が少なくなると、ボリュームの最適化を強制する
-r 部分的な最適化を実行する
-v 詳細な分析レポートと最適化レポートを表示する
-w サイズに関係なく全てのファイルの断片を結合し、完全な最適化を実行する
label
ボリュームラベルを作成・変更・削除する
/mp カレントディレクトリがマウントされていた場合はマウント先のボリュームを処理対象にする
vol
ディスクのボリュームラベルを表示する
vol カレントドライブのボリュームラベルを表示
vol D: Dドライブのボリュームラベルを表示
ネットワーク
arp
IPアドレスとMACアドレスの対応付けを表示・変更する
-a (IP address) ARPキャッシュテーブルからエントリを表示する
-d [IP address] (Interface) ARPエントリを削除する
-g -aと同じ
-N [Interface] 指定したインタフェース番号のARPエントリを表示する
-s [IP address] [Mac Address] (Interface) ARPテーブルに追加する
ftp
ファイルを転送する
-a データ接続の開始時に任意のローカルインターフェイスを使用する
-A anonymousログインをする
-d デバッグモードで実行する
-g ファイル名のパターンマッチを無効にする
-i 複数ファイル転送時に対話型で行わない
-n 接続時に自動でログインしない
-v リモートサーバからのメッセージを表示しない
-s:FileName FTPコマンドを記述したテキストファイルを指定すると、FTP開始後に自動実行される
-x:send sockbuf SO_SNDBUFの既定のサイズである「8192」を上書きする
-r:recv sockbuf SO_RCVBUFの既定のサイズである「8192」を上書きする
-b:async count 既定の非同期数である「3」を上書きする
-w:windowsize 既定の転送バッファサイズ「65535」を上書きする
-? ヘルプを表示する
ipconfig
ネットワークアダプタのIP情報を表示・更新する
/all 詳細なIP設定を表示する
/release アダプタのIP設定を解放する(DHCPクライアントのときにのみ有効)
/renew アダプタのIP設定を更新する(DHCPクライアントのときにのみ有効)
/flushdns DNSキャッシュをクリアする
/registerdns DHCPリースを更新する
/displaydns DNSキャッシュを表示する
/showclassid DHCPクラスIDを表示する
/setclassid DHCPクラスIDを更新する
logoff
セッションを終了する
/v 詳細情報を表示する
/server:Server Name ログオフするユーザセッションが実行されているサーバを指定する
netstat
ネットワーク接続状況を確認する
-a 全ての接続を表示する
-e インターフェイス・レベルの統計情報を表示する
-f 外部アドレスの完全修飾ドメイン
名 (FQDN) を表示する
-n DNS逆引きを行わず、IPアドレスとポート番号を数値のみで出力する
-o 各接続に関連付けられたそれらを所有するプロセスIDを表示する
-p [proto] プロトコルごとの接続を表示する(TCP, UDP, TCPv6, UDPv6)
-r ルーティングテーブルを表示する
-s プロトコルレベルの統計情報を表示する(IP, TCP, UDP, ICMP, IPv6, TCPv6, UDPv6, ICMPv6)
-t 現在の接続のオフロードの状態を表示する
number 指定された秒数だけ一時停止しながら、選択した統計を再表示する
※統計の再表示を停止するには、CTRL+Cを入力する
nslookup
DNSサーバに名前解決の問い合わせを行う
set all オプション、現在のサーバなどの情報を表示する
set debug デバッグ情報を表示する
set nodebug デバッグ情報を表示しない
set d2 完全なデバッグ情報を表示する
set nod2 完全なデバッグ情報を表示しない
set defname 各クエリにドメイン
名を付加する
set nodefname 各クエリにドメイン
名を付加しない
set recurse クエリへの再帰回答を要求する
set norecurse クエリへの再帰回答を要求しない
set search ドメイン
検索一覧を使用する
set nosearch ドメイン
検索一覧を使用しない
set vc 常に仮想回線を使用する
set novc 仮想回線を使用しない
set domain=NAME 既定のドメイン
名を設定する
set srchlist=N1[/N2/.../N6] ドメイン
を N1 に設定し、検索一覧を N1、N2 などに設定する
set root=NAME ルートサーバを設定する
set retry=N 再試行の回数を設定する
set timeout=N 初期タイムアウト間隔設定する
set type=X クエリの種類を設定する
※A、AAAA、ANY、CNAME、MX、NS、PTR、SOA、SRVなど
set querytype=X set typeと同一
set class=X クエリのクラスを設定する
※IN (インターネット)、ANY
set msxfr MS高速ゾーン転送(Many-answers)を使用する
set nomsxfr MS高速ゾーン転送(Many-answers)を使用しない
set ixfrver=X IXFR(Incremental Zone Transfers:差分ゾーン転送)モードで使用する現在のバージョンを設定する
server NAME デフォルトサーバを指定した名前に変更する
※現在のデフォルトサーバを使って調べる
lserver NAME デフォルトサーバを指定した名前に変更する
※初期のデフォルトサーバを使って調べる
finger User オプションのユーザー名が存在しているかどうか確認する
root 現在のデフォルトサーバをルートサーバに設定する
ls (option) DOMAIN [> FILE] ドメイン
の情報の一覧を表示する
オプションを指定しないと、CNAMEのみを表示する
--------------------------------------------------------------------------------
-a:ドメイン
内のコンピュータの別名の一覧を表示する
-d:ドメイン
の全レコードの一覧を表示する
-t type:指定したタイプの全レコード一覧を表示する
※A、AAAA、ANY、CNAME、MX、NS、PTR、SOA、SRVなど
view FILE [ls]コマンドを並べ替えて、一覧表示する
exit 終了する
pathping
ネットワーク経路の品質を調査する
-g [Host List] 経由するホストを指定する
-h [Number] 検索のための最大ホップ数を指定する(デフォルト値は30)
-i [IP Address] 送信元アドレスを指定する
-n ホスト名の解決をしないことにより高速化を図る
-p [Milli Second] 待ち時間をミリ秒で指定する(デフォルトは250)
-q [Number] 各コンピュータに問い合わせるクエリ数を指定する(デフォルトは100)
-w [Milli Second] タイムアウトするまでの時間をミリ秒で指定する(デフォルトは3000)
-P RSVP(Resource Reservation Setup Protocol) PATH connectivityをサポートしているかどうか調べる
-R ルート上の各ホストがRSVP(Resource Reservation Setup Protocol)をサポートしているかどうか調べる
-4 [IP Address] IPv4のみを使用することを指定する
-6 [IP Address] IPv6 のみを使用することを指定する
/? ヘルプを表示する
ping
IPパケットが到達するか確認する
-t 中止するまでパケットを送信する
「Ctrl」+「Break」で統計情報を表示、「Ctrl」+「C」で中止する
-a [IP address] IPアドレスの名前解決も行う
-n [Number] パケットの送信回数を指定する(デフォルトは4回)
-l 送信するパケットのデータサイズを指定する(デフォルトは32Byte)
-f パケットの分割を禁止する
-i [TTL] "Time To Live"を指定する
-v [TOS] "Time Of Service"を指定する
-r [Number] 発信パケットと返信パケットのルートをRecord Routeフィールドに1から9の範囲で記録する
-s [Number] 指定した数のホップに対してタイムスタンプを1から4の範囲で指定する。
-j [Host List] ホストリストに沿ったゆるやかなソースルートを指定する
-k [Host List] ホストリストに沿った、ゲートウェイで区切られない厳密なソースルートを指定する
-w [Milli Second] タイムアウトするまでの時間をミリ秒で指定する
-R ルーティングヘッダーを使用して逆ルートもテストする(IPv6 のみ)
-S [srcaddr] 使用するソースアドレスを指定する(IPv6 のみ)
-4 IPv4の使用を強制する
-6 IPv6の使用を強制する
tracert
ネットワーク経路をリスト表示する
-d 経路途中にあるルーターの名前解決を行わない
-h [n] 最大ホップ数を指定する(既定値:30)
-j [HopList] 緩やかなルートソースを指定する
-w [n] タイムアウトまでの応答時間をミリ秒単位で指定する(既定値:4000)
-? ヘルプを表示する
システム管理
assoc
ファイルと拡張子の関連を表示・設定する
at
指定日時にプログラムを実行する
\\ComputerName リモートコンピュータを操作する場合は指定する
/delete スケジュールされているコマンドを削除する
/yes /deleteと一緒に使うことで確認せずに削除する
/interactive ジョブ実行中のログオンユーザとの対話を許可する
/every:DAY 毎週・毎月など定期的に実行する
※日付省略時は作業日が登録される
/next:DAY 指定した曜日・日付に一度だけ実行する
※日付省略時は作業日が登録される
bootcfg
boot.iniファイルを編集する
/copy 既存ブートエントリをコピーする
/S ComputerName 接続先のリモートシステムを指定する
/U (Domain\)User 実行するユーザ権限を指定する
/P Password 指定した実行ユーザのパスワードを指定する
/ID BootID コピー元となるブートエントリIDを指定する
/delete 既存ブートエントリを削除する
/S MachineName 接続先のリモートシステムを指定する
/U (Domain\)User 実行するユーザ権限を指定する
/P Password 指定した実行ユーザのパスワードを指定する
/ID BootID コピー元となるブートエントリIDを指定する
/query 既存ブートエントリを表示する
/S MachineName 接続先のリモートシステムを指定する
/U (Domain\)User 実行するユーザ権限を指定する
/P Password 指定した実行ユーザのパスワードを指定する
/raw ブートエントリのOSロードオプションを指定する
/S MachineName 接続先のリモートシステムを指定する
/U (Domain\)User 実行するユーザ権限を指定する
/P Password 指定した実行ユーザのパスワードを指定する
/ID BootID コピー元となるブートエントリIDを指定する
/Raw OSoption ブートエントリのOSオプションを指定する
/A /Rawで指定したOSオプションを既存のOSオプションに追加する
/timeout ブートエントリのOSロードオプションを指定する
/S MachineName 接続先のリモートシステムを指定する
/U (Domain\)User 実行するユーザ権限を指定する
/P Password 指定した実行ユーザのパスワードを指定する
/TIMEOUT Second 既定OSがロードされるまでの待ち時間を秒で指定する
/default 既定のOSエントリを変更する
/S MachineName 接続先のリモートシステムを指定する
/U (Domain\)User 実行するユーザ権限を指定する
/P Password 指定した実行ユーザのパスワードを指定する
/ID BootID 既定となるブートエントリIDを指定する
color
コマンドプロンプトの表示色を変更する
date
パソコンのシステム日時を表示/変更する
/t システムに設定されている日時を出力する
yy-mm-dd システムの日時を変更する
driverquery
デバイスドライバの一覧を表示する
/V 詳細リストを表示する
/SI 署名情報を表示する
/S Computer Name リモートコンピュータのデバイスドライバを表示する
/U UserName 実行ユーザを指定する
/P password 実行ユーザのパスワードを指定する(/uと併用)
/FO TABLE テーブル形式で表示する
/FO LIST リスト形式で表示する
/FO CSV CSV形式で表示する
/NH 画面出力でヘッダーを表示しない
※/FO TABLEと/FO CSVのみ有効
eventcreate
カスタムイベントを作成する
/S ComputerName 接続先のリモートシステムを指定する
/U (Domain\)User 実行するユーザ権限を指定する
/P Password 指定した実行ユーザのパスワードを指定する
/L LogName 作成先のイベントログを指定する
有効な種類:Application、System
/T Type 作成するイベントの種類を指定する
有効な種類: ERROR、WARNING、INFORMATION、SUCCESSAUDIT、FAILUREAUDIT
/SO SourceName イベントに使用するためのソースを指定する
/ID Number イベントIDを指定する(範囲:1-1000)
/D Description 作成するイベントの説明を指定する
getmac
コンピュータのMACアドレスを調べる
/v MACアドレスの詳細情報を表示する
/s Computer Name リモートコンピュータのMACアドレスを表示する
/fo table テーブル形式で表示する
/fo list リスト形式で表示する
/fo csv CSV形式で表示する
/nh 出力の列ヘッダーを制御する
hostname
ホスト名を表示する
path
ファイルやプログラムのディレクトリを表示・設定する
qwinsta
ログオンユーザの情報を表示する
/SERVER:Server Name 表示するサーバを指定する
/MODE 回線の設定を表示する
/FLOW フロー制御の設定を表示する
/CONNECT 接続の設定を表示する
/COUNTER ターミナルサービスのカウンタ情報を表示する
runas
別ユーザの権限でプログラムを実行する
/noprofile ユーザーのプロファイルを読み込まないように指定する
/profile ユーザーのプロファイルを読み込むように指定する(既定値)
/env 指定したユーザー環境ではなく現在の環境を使用する
/netonly 指定した資格情報の利用をリモートアクセスのみに限定する
/savecred ユーザーが以前に保存した資格情報を利用する
/smartcard 資格情報がスマートカードから提供される場合に利用する
/showtrustlevels /trustlevelに対して引数として使用できるレベルを表示する
/trustlevel:Level ユーザの実行権限を指定する
(通常は管理者権限ユーザが一般ユーザ権限で実行したい場合に利用)
shutdown
シャットダウン・再起動やログオフをする
-i GUIインターフェイスを表示する
-l ログオフを実行する(-mと併用不可)
-s シャットダウンする
-r コンピュータを再起動する
-a シャットダウンを中止する
-m \\Compurter Name リモート作業時のコンピュータ名を指定する
-t sec シャットダウンまでの時間を指定する
-c "Comment" シャットダウン時のメッセージ(コメント)を指定する(最大127文字)
-f アプリケーションを強制終了する
start
新たなコマンドプロンプト画面を開く
"タイトル" ウィンドウのタイトルバーに表示するタイトル
/b 新しいウィンドウを作成せずにアプリケーションを起動する
/d path 開始するディレクトリを指定する
/I 現在の環境を引き継ぐのではなく基本の環境で起動する
/min 最小化した状態で起動する
/max 最大化した状態で起動する
/wait アプリケーションやコマンド実行が終了するまで待機する
/separate 16ビットWindowsプログラムを別メモリ領域で起動する
/shared 16ビットWindowsプログラムを共有メモリ領域で起動する
/low idle優先度クラスでアプリケーションを起動する
/normal normal優先度クラスでアプリケーションを起動する
/high high優先度クラスでアプリケーションを起動する
/realtime realtime優先度クラスでアプリケーションを起動する
/abovenormal abovenormal優先度クラスでアプリケーションを起動する
/belownormal belownormal優先度クラスでアプリケーションを起動する
systeminfo
システム情報を収集する
/s 接続先のコンピュータ名を指定する
/u 接続時のユーザ名を指定する
/p 接続時のパスワードを指定する
/fo list 出力を一覧形式で表示する
/fo table 出力をテーブル形式で表示する
/fo csv 出力をCSV形式で表示する
Active Directory
cusrmgr
ユーザアカウントを管理する
-u 操作を実行するユーザアカウントを指定する
-m \\ComputerName デフォルトはローカルコンピュータとなる
-r NewUserName -uで指定されたユーザをNewUserNameに改名する
-d UserName 指定したユーザを削除する
-p ランダムパスワードを設定する
-P password 指定したパスワードを設定する
-rlg OldGroupName NewGroupName ローカルグループをNewGroupNameからOldGroupNameに改名する
-rgg OldGroupName NewGroupName グローバルグループをOldGroupNameからNewGroupNameに改名する
-alg LocalGroupName -u UserNameで指定したユーザをローカルグループLocalGroupNameに追加する
-agg GlobalGroupName -u UserNameで指定したユーザをグローバルグループGlobalGroupNameに追加する
-dlg LocalGroupName -u UserNameで指定したユーザをローカルグループLocalGroupNameから削除する
-dgg GlobalGroupName -u UserNameで指定したユーザをグローバルグループGlobalGroupNameから削除する
-c Comment Commentプロパティを設定する
-f FullName FullNameプロパティを設定する
-U UserProfile UserProfileプロパティに設定する
-n LogonScript LogonScriptプロパティを設定する
-h HomeDir HomeDirプロパティを設定する
-H HomeDirDrive HomeDirDriveプロパティを設定する
+s MustChangePassword 「ユーザは次回ログオン時にパスワード変更が必要」プロパティをセットする
+s CanNotChangePassword 「ユーザはパスワードを変更できない」プロパティをセットする
+s CanNotChangePassword 「ユーザはパスワードを変更できない」プロパティをセットする
+s PasswordNeverExpires 「パスワードを無期限にする」プロパティをセットする
+s AccountDisabled 「アカウントは無効」プロパティをセットする
+s AccountLockout 「アカウントのロックアウト」プロパティをセットする
+s RASUser RASUserプロパティをセットする
-s MustChangePassword 「ユーザは次回ログオン時にパスワード変更が必要」プロパティをリセットする
-s CanNotChangePassword 「ユーザはパスワードを変更できない」プロパティをリセットする
-s PasswordNeverExpires 「パスワードを無期限にする」プロパティをリセットする
-s AccountDisabled 「アカウントは無効」プロパティをリセットする
-s AccountLockout 「アカウントのロックアウト」プロパティをリセットする
-s RASUser RASUserプロパティをリセットする
gpupdate
グループポリシー設定を更新する
/target:computer コンピュータのみを対象とする
/target:user ユーザのみを対象とする
/force 全てのポリシーを強制的に再適用する
/wait:sec ポリシー処理の完了を待つ時間(秒) を設定する(既定:600秒)
0:完了を待たずに継続処理する
-1:完了まで無期限に待つ
/logoff 必要に応じてグループポリシー適用後にログオフする
/boot 必要に応じてグループポリシー適用後に再起動する
/Sync 起動時・ログオン時に実行されるフォアグラウンドポリシーアプリケーションを実行する
net
net
netコマンド詳細
net accounts ユーザーアカウントの設定を変更する
net computer コンピュータを追加/削除する
net config サーバ/ワークステーションのサービス情報を表示/設定する
net config server サーバのサービス情報を表示/設定する
net config workstation ワークステーションのサービス情報を表示/設定する
net continue 一時停止しているサービスを再開する
net file 使用されているファイルの一覧を表示する
net group サーバ上のグローバルグループを表示・追加・修正する
net help 各netコマンドの使い方を表示する
net helpmsg Windowsのエラー番号のについて詳細なメッセージを表示する
net localgroup ローカルグループに関する情報を表示/設定する
net name NetBIOS名を表示/追加する
net pause サービスを一時停止する
net print 共有プリンタや印刷キューの情報を表示/設定する
net send メッセージを送信する
net session ローカルマシンに接続しているクライアントの一覧情報を表示する
net share ネットワーク資源を利用する
net start サービスを開始する
net statistics ワークステーション/サーバサービスの統計情報ログを表示する
net stop サービスを停止する
net time 時刻情報の表示・時刻同期を取る
net use 共有資源に接続/切断する
net user ユーザアカウントを作成・修正・表示する
net view 共有資源一覧を表示する
その他
cls
画面の表示を消去する
cmd
新しいインスタンスを開始する
/c char 後続する文字列で指定されたコマンドを実行後に終了する
/k char 後続する文字列で指定されたコマンドを実行し、制御は新しいインスタンスに移る
/s /cまたは/kに続く文字列の扱いを変更する
/q エコーをオフにする
/d レジストリからのAutoRunコマンドの実行を無効にする
/a 内部コマンドの出力結果をANSIでパイプまたはファイルに出力する
/u 内部コマンドの出力結果をUnicodeでパイプまたはファイルに出力する
/t:fg 前景色と背景色を設定する >>color
/e:on コマンド拡張機能を有効にする(既定値)
/e:off コマンド拡張機能を無効にする
/f:on ファイル名およびディレクトリ名補完文字を有効にする(既定値)
/f:off ファイル名およびディレクトリ名補完文字を無効にする
/v:on 区切り文字として"!"を使って遅延環境変数の展開を有効にする
/v:off 遅延環境展開を無効にする(既定値)
echo
エコー機能を設定しメッセージを表示する
on コマンドエコー機能を有効にする
off コマンドエコー機能を無効にする
Message 画面上に表示するメッセージを指定する
/? ヘルプを表示する
exit
ログアウト・終了する
help
ヘルプを表示する
pause
任意のキーを押すまで処理を中断する
prompt
プロンプトの表示を変更する
$A &(アンパサンド)
$B |(パイプ)
$C ((左かっこ)
$D 現在日時
$E エスケープコード(ASCII コードの 27)
$F )(右かっこ)
$G >(不等号)
$H バックスペース(直前の文字を削除)
$L <(不等号)
$N 現在のドライブ
$P 現在のドライブとパス
$Q =(等号)
$S (空白)
$T 現在の時刻
$V Windows のバージョン番号
$_ キャリッジリターンとラインフィールド
$$ $(ドル記号)
title
タイトルバーの文字列を変更する
ver
Windowsのバージョン情報を表示する
verify
ベリファイ機能(書き込み検証)を設定する
on ベリファイ機能を有効にする
off ベリファイ機能を無効にする