なわとびの良さを改めて再確認してみよう
contents
- 1.なわとびの歴史
- 2.なわとびのおすすめ選び方/使い方
- 3.なわとびの跳び方
- 4.なわとびの選び方
- 5.なわとびの競技大会
日本におけるなわとびの歴史は現在から遡る事137年前にドイツから当時は体操伝習所と呼ばれていた現在の筑波大学に輸入されたそうです。
てっきりアメリカ発祥のスポーツかと思っていましたが、アメリカの子供達(特に黒人層)がよく庭先や道端で2本の縄を使って遊んでいるダブルダッチ、ダッチと言うだけあってオランダ発祥だったのです。
オランダ人によってアメリカに伝えられたそうです。日本では幼稚園で縄跳びを始め、小学生になれば長縄飛びをクラス一丸となって飛んだり、女性はダイエットに、ご高齢者は健康維持の為にと親しまれ、今では100均にも置いてあり、手頃な金額で購入することも出来る縄跳びです。
運動不足で何か始めようと思って選ぶ第一候補が縄跳びという人も多いでしょう。1人で簡単に出来る有酸素運動と考えた時あまりにも体力に自信がなく調整してできる運動です。
有酸素運動と言えばウォーキングやジョギングのイメージがありますが続ける自信がない人もいるでしょう。
縄跳びなら今日は5分間続けよう、200回続けよう、楽にできるようになったからセット回数を増やしてみようなど自分の状態によって調整できます。
縄跳びは全身の筋肉を使います。特に下半身に効果的でした。ジャンプすることで全身の脂肪が揺れ燃焼効果もあるそうですよ。
また、広い場所も必要とはしませんし、室内でもできますので雨が降った日でも運動を行うことができます。ボクサーもトレーニングで縄跳びを行います。
「なわとび」と聞くと、小学生の頃に全く跳べなくて苦労した思い出が浮かびます。
現在、小学5年生の娘は縄跳びに没頭する毎日です。
しかし、私と似て少しばかり苦労しているようです。
学校でも教えてくれるとは思うのですが、親として教えられる事はないだろうかと調べてみる事にしたのです。
まずは基本となるロープの長さは肩と胸の間になるようにするのがいいみたいです。
前回り、こちらは基本通りに出来ているので問題ないと判断しました。
問題は二重跳びです。
娘はあっという間に6回程跳べるようになりました。
その練習方法は、リズムと空跳びでした。
まずは、縄を持たずに飛び空中で手を叩きます。
この時のリズムは「タターン、タターン」です。
この練習をした後に、縄跳びを二つ折りにし片手で持ち、二重跳びの要領で飛ぶ。
たったこの練習だけで見事に0回から6回まで跳べるようになったのです。
縄跳びの事を調べていると、縄跳びがダイエットに効果があるという事です。
有酸素運動に属しているので、脂肪を燃焼するのに効果的で筋力を鍛える事ができ、更に工夫を加える事で部分痩せにも効果があるようです。
そのほかにも、「心肺機能が向上する」「リズム感や俊敏性がアップする」「ストレス発散や気分転換になる」といった効果も得られるようです。
続ける事が大切です。
なわとびの主な目的
基礎体力アップ
ダイエット
ジャンプ力アップ
筋トレ
趣味
リズム感の向上
バランス感覚を鍛えるなど…
このほかにもたくさんの理由や目的があると思います。
なわとびの利点
技が豊富にあり、挑戦する楽しさがあります。しかもどこでも縄跳びさえあればできる手軽さも人気で、汗をかくのと足腰を鍛えられて、新陳代謝がよくなり、ダイエット効果があるとして、人気です。そして誰しもが楽しめる運動として縄跳びは人気です。
3.なわとびの跳び方
・前回し跳び
飛び方として前飛びが基本であり、誰もがやったはずの飛び方だと思います。
簡単だとなめていると、意外と辛くて呼吸や足に負担がかかり長くは飛べないと思います。
はじめは、「前飛び〇回→休憩→前飛び〇回→休憩→」の繰り返しがいいかもしれません。
・後ろ回し跳び
・交差跳び
・あや跳び
・二重跳び
少し難易度が高いものだと二重飛びがあります。
難しくて初めのうちは縄が足に引っかかって失敗すると思います。
特に注意したいのが、飛ぶ時に縄を回す手の位置が上下にずれていたり、飛ぶ高さが足りない可能性があります。
もちろん集中力、そして体力が必要になります。
こちらも休憩を挟んで「二重飛び〇秒→休憩→二重飛び〇秒→休憩→」という形で初めてみましょう。
・はやぶさ跳び
・駆け足跳び
・振り足跳び
・サイドクロス跳び
・(前)後回し片足跳び
・横振り跳び
4.なわとびの選び方
耐久性
重さ
値段
使用頻度
使用目的縄跳びは百均でも格安で売られています。しかし安物はビニールが切れやすく、危険なのであまりおすすめ出来ません。
また縄跳びがよれたり、形が変形しやすいので上手く飛べない原因にもなります。選び方はとても重要になりますが、重さと手元が回転するかが選ぶポイントとなります。
縄跳びが回転しない と絡まりやすいです。長さについて身長にあわせて変わります。縄跳びのグリップを握り、片足で縄跳びを跳んだ時に、縄跳びの端が胸と肩の間ぐらいにくる長さにします。上達すると長さは腰ぐらいでも構いません。肩を越えるような縄跳びは長すぎます。
日本におけるなわとびは、1878年にドイツから教師を呼び輸入したものが始まりだとされています。
現代のなわとびには、跳んだ回数を競う競技と跳び方の難易度を競う競技と、そして縄の長さで短なわとびと長なわとびに分けられています。
短なわとびは1人または2人で跳び、跳び方にも様々な種類があります。また最近ではダイエット等でも効果があると言われ、ボクサーの減量等でも利用されています。
長なわとびは、6~8mの縄と用いて縄を回す人、縄を跳ぶ人で行われる団体競技です。
中でも2本の縄と使って跳ぶものをダブルダッチやチャイニーズホイールと言います。
1996年に国際ロープスキッピング連盟が創設されて、現在では2年ごとに世界大会も開催されています。なおロープスキッピングとは縄を跳ぶ全ての競技のこと、つまりなわとびのことであります。
日本でも日本ロープスキッピング連盟によって、毎年全日本選手権大会が開かれているほど、なわとびは人気のスポーツです。
なわとびの競技大会一覧
世界選手権大会
世界ロープスキッピング選手権大会
第1回(1997年)オーストラリアにて開催
第2回(1999年)アメリカにて開催
第3回(2001年)韓国にて開催(個人戦のみ)
第4回(2002年)ベルギーにて開催(団体戦のみ)
第5回(2004年)オーストラリアにて開催
第6回(2006年)カナダにて開催 参加国数
第7回(2008年)南アフリカにて開催
第8回(2010年)イギリスにて開催
第9回(2012年)アメリカにて開催
第10回(2014年)香港にて開催
アジア選手権大会
アジアロープスキッピング選手権大会
全日本選手権大会
競技種目
[個人戦]
30秒スピード(かけあし)
30秒間でかけ足とびを何回跳べるかを競う
3分スピード
3分間でかけ足とびが何回跳べるかを競う
フリースタイル
45秒〜75秒以内に自由に技を組み合わせた演技を行い難易度や完成度を競う
30秒スピード2重とび(種目別のみ)
30秒間で2重とびが何回跳べるかを競う
3重とび(種目別のみ)
時間制限無しで、3重とびを連続で何回跳べるかを競う
[団体戦]
SRスピードリレー
4人1組で30秒スピード(かけあし)を跳び、その合計回数を競う
DDスピードリレー
4人1組で、45秒ずつを跳びその合計回数を競う
DDペアスピード
4人1組で、2人が60秒ずつ跳びその合計回数を競う
DD30秒ダブルスピード
4人1組で、2人同時に30秒間で何回跳べるかを競う