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よく使うポート番号(ウェルノウンポート)リスト
contents
- 1.ポート番号とは
- 2.ウェルノウンポートとは
- 3.一般的に使用されるポート番号
よく使うポート番号(ウェルノウンポート)をおさえておこう
1.ポート番号は、OSI 基本参照モデルのトランスポート層において、アプリケーションの識別を行うための番号です。 ルータやファイアウォール
、セキュリティ問題においてもポートの概念は非常に重要です。
ポート番号は16ビットで表現される事から、0~65535の範囲になります。ネットワークでサービスを提供・利用する場合に予め決められているポート番号です。
メールではSMTPやPOP3が使われますがこれは25番と110番。
Webなら80番です。
主に0~1023までウェルノウンポートとして定められているため、通常ポートを利用する場合はこれ以上の数値が用いられます。
WellKnownというのは英語で、既に知られたとか有名なといった意味です。
その名の通り、よく使われるサービスに番号がふられています。
ポート番号は大別して 3 種類に分けられます。
ポート番号の種類
種類 範囲 内容
WELL KNOWN PORT NUMBERS 0番 - 1023番 一般的なポート番号
REGISTERED PORT NUMBERS 1024番 - 49151番 登録済みポート番号
DYNAMIC AND/OR PRIVATE PORTS 49152番 - 65535番 自由に使用できるポート番号
2.ウェルノウンポートは必要
たとえばデパートに行った時、メイン入り口付近にサービスカウンターがあり、案内板は階段・エレベータの近く、地下には食品売り場、トイレは階段付近的に大まかなレイアウトが決まっていますよね?
この決まりがなかったら、サービスカウンターか案内板を探す所から始めなければいけませんよね?
「お約束」で決めておけば余分な労力をかけずに「素早く」目的を達成できます。
これと同じで、ウェブサーバがport 80とか決まっていれば素早くアクセス出来ます。
もし決まっていなければ、どのプロトコルに対しても、ホスト名の後にポート番号を指定するか、何らかの方法でサーバのポートを問い合わせる必要が発生します。
仮に新しい「ポートマップを教えてくれるプロトコル・サーバ」が出来たとして、それをどこか「決まったポート(Well Known port)」に配置しないとそれを探す事から始めなければなりません。
3.一般的に使用されるポート番号
TCP/20 : FTP (データ)
TCP/21 : FTP (制御)
TCP/22 : SSH
TCP/23 : Telnet
TCP/25 : SMTP
UDP/53 : DNS
UDP/67 : DHCP(サーバ)
UDP/68 : DHCP(クライアント)
TCP/80 : HTTP
TCP/110 : POP3
TCP/119 : NNTP
UDP/123 : NTP
UDP/137~138 : NetBIOS
TCP/139 : NetBIOS
TCP/143 : IMAP
TCP/443 : HTTPS
TCP/445 : ダイレクトホスティングSMBサービス
TCP/587 : Submission(メール送信)
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