VDT作業とは?職場では特に5つの基準に注意しよう
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OA機器の著しい普及に伴って、社会環境は大きく変化しています。特に企業ではOAやネットワーク化は常識となり、ワープロにいたっては、子供から高齢者まで、現代人はOA機器を操作できるのが当然になってきています。
家庭にもOA機器が普及し、パソコン通信やインターネットなどもすでに日常化しつつあり、電子機器の普及は進む一方です。
OAの普及はそのままブラウン管のついたVDT(ビジュアル、ディスプレイ、ターミナル)を多用することにつながっています。生活の近代化の影響の1つとして、これらを使うことによる人体への障害が問題になってきました。輝度.色.電磁波、紫外線、放射線などをはじめ、ちらつき画面をながめながらキーボードを扱う日常的な作業の結果として、いろんな影響が人体に現れることがわかってたのです。なかでも重視されているのが目に対する影響です。
しかし、最近ではディスプレイの改良も進み、眼に対する直接的な影響は心配ないといわれています。今、問題になっているのは14時間にわたる作業や操作時の姿勢です。これによって起こる肩こり、眼精疲労、腱鞘炎などが、VDT症候群と呼ばれています。
また、最近では電磁波問題なども話題になっています。
2. VDT作業に関する暫定基準
VDT作業が少なからず心身に影響を及ぼすため、次のような暫定基準を設けました。
① 連続作業をする場合は、1時間のなかで10分ないし15分の休憩をとること。
② 健康診断を適切な間隔で受けること。
③ 視距離は40CM以上離すこと。
④ 画面がほかの光源によって光らないこと
⑤ 室内には適度な照明をつけること
快適な職場環境をつくるためには、管理者の責任はもちろんのこ
とですが、本人が意識的に改善していこうとする姿勢を持つことが大切です。
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