Windows 8/RTで使うと便利なショートカットキー
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このページでは、ウィンドウズ8、ウィンドウズRT の新しいショートカット、よく使うと思われる一般的なショートカット、簡単操作センター (アクセシビリティ関連) のショートカットをご紹介します。
※ Shift + Tab は Shift キーを押しながら Tab キーを押すという意味です。
※ 対応しているソフトウェアでは、Alt キーを押すとコマンドに追加キーのラベルが表示されます。そのキーを押すと対応するコマンドを実行できます。
Windows 8、Windows RT の新しいキーボード ショートカット
編集中の文書のすべての文字列を選択したいときはショートカットキーのctrl+Aを利用します。この技は、フォルダー内のすべてのファイルを選択したいときにも役立ちます。
「間違って必要な部分を削除してしまつた!」「文字の色を変えてみたが気に入らない」そんなときはすぐにCtrl +Zキーを押せば、直前の操作を取り消すことができます。失敗をなかったことにしてやり直せるのは、パソコンならではの利点です。
設定画面を開いたけれどやっぱりキャンセルしたいというときは、[キャンセル]ボタンをクリックするよりもescキーを押した方がすばやく設定操作を中止できます。
設定画面やアンケートフォームに文字列を入力するときに、いちいち入力欄をクリックするのは時間の無駄です。tabキーを押せば、カーソルが次の入力欄にジャンプするので、マウスに手を伸ばしてドラッグする時間を節約できます。
突然のフリーズで長時間作業していたデータが消えてしまった! そんな目にあわないように、編集中のファイルを数分おきに上書き保存する癖をつけておきましょう。ほとんどのソフトでは、ctrl+sキーを押すだけで瞬時に上書き保存が行われます。
長い文章の中から特定の単語を見付けようと、血まなこになったことはないでしょうか。探し物こそがパソコンの得意分野。ctrl+fキーで検索画面を呼び出して単語を入力すれば、一瞬で目的の単語に色を付けて表示できます。また、ファイルの検索も行えます。
文書や画像ファイルを作成・編集するアプリでCtrl +nキーを押すと、白紙の新規ウィンドウがすぐに開きます。このショートカットキーは、ほとんどのアプリで利用できます。また、エクスプローラーでは現在開いているものと同じウィンドウがもう1つ開きます。
アプリによってメニューの配置は様々。メニューバーから[印刷]を選ぼうとしてもなかなか見付からないことがあります。印刷画面を開くショートカットキーctrl+pは、ほとんどのアプリで共通なので、迷うことなくスムーズに印刷を行えます。
パソコンの動作が妙に遅いときや、マウスポインターが固まって動かなくなってしまうフリーズの状態になったときは、すぐにctrl+shift+escを押せば、タスクマネージャーで状態を確認したり、動かなくなったソフトを強制的に終了させることができます。
マウスポインターの速度を速くしておけば、マウスを少し動かしただけでもマウスポインターを遠くまで動かせます。より少ない操作で画面の隅々まで移動できる最適の速度に設定して、すばやいマウス操作を目指しましょう。
アプリを起動するたびに、いちいちスタート画面を開くのは面倒なものです。タスクバーにアプリを登録しておきクリックして開くという方法もありますが、ショートカットキーを自分で設定しておけば、よく使うアプリをより迅速に開くことができます。
どんな作業をしているときでもウィンドウズマーク +Rキーでさっと開ける「ファイル名を指定して実行」画面は、時短生活に欠かせない魔法の画面です。マウス操作を一切せずに、様々なアプリや設定画面を開くことができるので、よく使う項目を覚えておきましょう。
以下に「ファイル名を指定して実行」画面に入力して開けるおもな項目を、用途別にまとめました。基本的に、実行ファイルは「exe」「bat」などの拡張子を省略してもすべて開くことができます。ただし、パスが通っていない場所にファイルが置いてある場合は、フルパスで指定する必要があります。
また、OSやエディションの種類によって、使用できるファイル名は異なります。
ウィンドウズキー+↑
複数のウィンドウを開いて並行して作業を進められるのがWindowsの利点。しかし、作業中のウィンドウが1つしかないときに、小さなウィンドウで作業していては非効率的です。
ショートカットキーでウインドウをすばやく最大化すれば、より多くの情報を見渡せます。
ウィンドウズキー+←→
ウィンドウを画面の左右半分ぴったりのサイズに変更することができます。2つの書類を左右に並べて同時に編集したいときなどに役立ちます。
ウィンドウズキー+Dを押せば、すべてのウィンドウを瞬時に最小化してデスクトップを表示できます。もう一度ウィンドウズキー+Dを押せば元の状態に戻ります。デスクトップを確認したいときや、他人に見られたくないウィンドウをさっと隠したいときに役立ちます。
ALT+TAB
例えばウェブサイトの内容を参考にしながら資料をまとめるときなどに、いちいちマウスでクリックしてウィンドウを選択していては時間のロスです。ショートカットキーを使えば、1番目と2番目のウィンドウだけを交互に切り替えて表示できます。
ウィンドウズキー+L
パソコンにはプライバシーに関わる情報がたくさん詰まっています。不用意に電源をつけたまま席を離れてしまうと、大切な情報を他人に盗み見られてしまうかもしれません。パソコンから離れるときは、ショートカットキーでさっとロックしておけば安心です。
デスクトップにたくさんのファイルを置きっぱなしにしている人をよく見かけますが、それはたくさんのファイルが入ったウィンドウを常に表示し続けているのと同じこと。パソコンの負担を少しでも減らせるように、必要最低限のものしか置かないようにしましょう。
ウィンドウズキー+Eを押せば、エクスプローラーが起動して[コンピューター]画面が一瞬で開きます。[コンピューター]画面には、内蔵されているHDD(ハードディスク)や外付けHDD、挿入されているDVD― Rやメモリーカードなどの一覧が表示されています。
たくさんのファイルをいちいち1つずつコピーするのは手間です。コピーしたいファイルだけをさっと選択する技を覚えておけば、大量ファイルのコピーもすぐに完了します。
連続したファイルを複数選択する shift+クリックまたはドラッグ任意のファイルを複数選択する ctrl+クリックまたはドラッグ
キーボードだけでファイルやフォルダーを操作しているときは、項目の名前の変更もF2キーを使ってすばやく行いましょう。F2キーを使った方法なら、マウスで1回クリックするよりも早く名前を編集状態にすることができます。
コンピューターの簡単操作のキーボード ショートカット
キー操作
目的
Windows ロゴ キー + U
[コンピューターの簡単操作センター]を開く
Windows ロゴ キー + Enter
ナレーターを開く
Ctrl キー
ナレーターで読み上げを停止する
Ctrl + Alt + M キー
ナレーターで読み上げを開始する
Ctrl + Alt + V キー
ナレーターで繰り返し読み上げる
Ctrl + Alt + D キー
ナレーターでフォーカスのあるコントロールを読み上げる
Ctrl + Alt + H キー
ナレーターでドキュメント全体を読み上げる
Ctrl + Alt + W キー
ナレーターでウィンドウを読み上げる
Ctrl + Alt + PageUp または PageDown キー
ナレーターの音声の音量を調節する
Ctrl + Alt + 正符号 (+) キーまたはマイナス記号 (-) キー
ナレーターの音声のスピードを調節する
Ctrl + Alt + Space キー
ナレーターの使用時に、操作を実行する
Ctrl + Alt + 左方向キー (または右方向キー)
ナレーターの使用時に、前の項目または次の項目に移動する
Ctrl + Alt + F2 キー
ナレーターの使用時に、現在の項目のコマンドを表示する
CapsLock キーを続けて 2 回押す
CapsLock をオンまたはオフにする
Ctrl + Alt + Esc キー
ナレーターを終了する
Windows ロゴ キー + プラス記号 (+) またはマイナス記号 (-)
拡大または縮小する (拡大鏡を起動する)
Ctrl + Alt + Space
拡大鏡の使用時に、全画面表示モードでプレビューする
Ctrl + Alt + F
拡大鏡で[全画面表示]に切り替える
Ctrl + Alt + L
拡大鏡で[レンズ]に切り替える
Ctrl + Alt + D
拡大鏡で[固定]に切り替える
Ctrl + Alt + I
拡大鏡で色を反転する
Ctrl + Alt + 方向キー
拡大鏡で方向キーの方向に表示を移動する
Ctrl + Alt + R
拡大鏡でレンズのサイズを変更する
Windows ロゴ キー + Esc
拡大鏡を終了する
左 Alt + 左 Shift + Print Screen
ハイコントラストのオンとオフを切り替える
左 Alt + 左 Shift + Num Lock
マウスキー機能のオンとオフを切り替える
Shift キーを 5 回押す
固定キー機能のオンとオフを切り替える
Num Lock キーを 5 秒間押す
切り替えキー機能のオンとオフを切り替える
右 Shift キーを 8 秒間押す
2.ワード
文書中の単語をコピーしたいときに、いちいちドラッグで選択するのは時間の無駄です。単語の上でダブルクリックすれば、一瞬で単語だけを選択状態にできます。また、マウスの左ボタンをすばやく3回押すトリプルクリックを使えば、段落だけを一瞬で選択できます。
きっちり1行を選択したいときに、マウスで行の左端から行の右端までをわざわざドラッグしてはいないでしょうか。そんな面倒なことをしなくても、行の左の欄外を1回クリックすれば1行だけをさっと選択できます。
1行だけを選択
行の左の欄外をクリック(※ 対応ソフトのみ)
数行を選択
行の左の欄外(または左端)をドラッグ
スクロールさせても何画面分にもおよぶ長い文書を編集しているときなどは、目的の位置まで移動するのも一苦労です。行数で移動先を指定してジャンプできる機能を使えば、スクロールする無駄な時間を省き、文書内を自在に飛び回ることができます。
ctrl+G
文章を漢字変換で入力していると、うっかり違う漢字で確定してしまうことがよくあります。そんなときにわざわざ入力し直すのは時間の無駄。確定直後であればctrl+backspaceキーで、確定直後でなくても再変換の操作を行えば、すぐに確定前の状態に戻せます。
入力したい漢字の読み方がわからないときや、変換では出せない記号を入力したいときはIMEパッドを利用します。IMEパッドは、ショートカットキーを利用すれば一瞬で表示することができます。
人のパソコンで日本語を入力しようとしてキーを叩いたら、まったく違う文字が出てきて驚いた……これは「かな入力」になっているパソコンで「ローマ字入力」を行ってしまったときなどによくある光景です。そんなときには、キーボードで入力方式をさっと切り替えます。
alt+カタカナひらがな
3.WEB
ページがなかなか開かないときに、何もせずに待っていては時間の無駄。まずはページのデータをもう一度読み込み直す「リロード」の操作を行ってみましょう。どうしてもページが開かないときは「中止」の操作を行えば、パソコンの動作が重くなるのを防げます。
ページの内容を再読み込み F5
キャッシュをクリアして再読み込み ctrl+F5
読み込みを中止 ESC
検索やリンクのクリックを繰り返して、知りたい情報を次々とたどっていけるのがWebサイトの魅力です。そのスタート地点となる「ホームページ」には、ショートカットキーですぐに戻ることができます。
ALT+HOME
Webページを次々に表示して調べものをしていると、「少し前に開いたページをもう一度表示したい」と思うことがよくあります。そんなときは、Webブラウザーに記憶されている閲覧履歴の一覧からキーワード検索を行えば、すぐに目的のページを探し出すことができます。
ctrl+H
もし並行して行っている作業がないならば、なにもわざわざ小さなウィンドウでWebを閲覧する必要はありません。全画面表示にすばやく切り替えて、ひろびろとした画面でWebページを表示すれば、スクロールの手間も省けて情報をすばやく入手できます。
F11
Web検索は疑間解決や情報収集の基本手段。調べたいことがあったときにどれだけ時間をかけずに答えにたどりつけるかが、デキる仕事術の決め手です。瞬時にWeb検索欄を入力待ちにして、どんなときでもキーワードをすぐに入力できる技を覚えておきましょう。
Webブラウザーを検索キーワードの入力待ちモードにする
ALT+D
例えば、浸画作品の「ドリフターズ」について調べたいのに、検索結果にコントグループの「ドリフターズ」についての情報が表示されてしまうときは「-コント」のように除外したいキーワードにマイナス記号を付けて併記します。「コント」というキーワードが含まれるページが検索結果から除外されるので、必要な情報だけをより早く探し出すことができます。
複数の図書館の蔵書を「カーリル」でまとめて検索する
無料Webサービスの「カーリル」を利用すると、全国の図書館の中から近隣の複数の図書館を選択して、読みたい本があるかどうかや、貸し出し中かどうかを一度に検索することができます。
新着メールや最新ニュースをひと目で確認できる専用ポータルページを作る
Netvibesを利用すれば、ガジェットと呼ばれるコンパクトなツールを配置した自分専用の便利ページを作成できます。メールやスケジュール、RSSフィードなどの最新情報をNetvibesの1ページにまとめておけば、様々な種類の情報をひと目で確認できます。
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